馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

イサク聖堂

Привет!

やっと22度になりました!暑い!周りは半袖ばかりです。そして路上のいちご売りを毎日見ていて食べたくなっていたところ、お友達から親切にも分けていただいたので春を感じました。練乳を買い忘れていたので次の日に持ち越そうかと思いましたが、蜂蜜とヨーグルトで同じような味が出せるという裏技を編み出しました!美味しかったです!

さて、クラスメイトからはいつも何か食べている事で有名な私ですが、サンクトペテルブルクではたい焼きを食べたあとイサク聖堂までの3kmを歩きました。このようにきちんと摂取したカロリー分は消費しているので大丈夫です。 ちょっと横から見たイサク聖堂。横のバスから大体の規模を想像していただけるでしょうか。資料によると縦・横・奥行きがそれぞれ100mほどだそうです。立方体の箱に入りそうですね。前回の滞在ではこの大きな聖堂の周りを一周するだけに留めていましたが、今回は中に入りました。ひとまずは、上に。下の長方体の部分が聖堂になっており、この写真では少し見えにくいですが、上の金色のドームから下に伸びている柱の足元は歩けるようになっています。ここからはサンクトペテルブルクの街が一望できるのです。

上の写真のバスが止まっているあたりにチケット売り場があり、聖堂に入るチケットと上に登るチケット(別売りなのです)を買うことができます。手に入れたチケットを握りしめて正面入り口に周ると、右に展望台への入り口が、左に聖堂への入り口があると買いてありました。とりあえず右へ。すぐに螺旋階段が始まります。 気が遠くなりそうです。聖堂部分を螺旋階段で登るので仕方がありません。この写真はやっと終わりが見えた頃に上にカメラを向けて撮った写真です。そろそろ目が回って足を滑らしてしまいこれまでの努力を無駄にしてしまうのではないかと思い始めたころ、ようやく螺旋階段が終わりました。そこからは若干シースルー(つまり下が見える)鉄網でできた階段が展望台まで20段ほど伸びています。

その階段を登りきると、やっと展望台です! 左奥にエルミタージュが見えます(緑の建物です)。母はこういう時のために日本から「ジオラマ風」の写真が撮れるカメラを持って来ていました。そのカメラにかかれば、聖堂前のイサク広場も こんな風になります。このカメラ欲しい。

一通り満喫した後は、登って来た階段のちょうど裏側に降りる階段があるので、ひたすら下を目指します。登るときに気がついたのですが、螺旋階段には10段ごとに数字が書かれていました。登る時も降りるときも、どんどん数字が減っていくので少し勇気が出ます。 もっとポップな感じにしてくれてもいいねんで。シースルーの階段も合わせると、250段くらいであったと思います。思ったより少なくて驚きました。そして反対側の階段でおりて来たので当たり前なのですが、正面玄関の真裏に出て来てしまいました。また聖堂の周りを半周して今度は中に入ります。

1819年から40年もの年月をかけて作られたこの聖堂は、修道士である聖イサクから名前がとられました。先ほど展望台からみた前の広場も、この聖堂もやはり第二次世界大戦時には大変だったそうですが、修復が終わり綺麗な姿を見せてくれます。 イコン画もかなり現代的です。中は大理石や孔雀石が使われているらしく、重厚感がありました。そしてロシアに来て、聖堂の中では初めてみたステンドグラスもあります。 テーマはキリストの復活だそうです。

血の上の救世主教会とは全く違った、それでいてやはりロシアらしいイサク聖堂はサンクトペテルブルクで訪れるべき場所の1つです。オススメ!

Пока!

にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ
にほんブログ村