馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

カフェmoloko

Привет!

昨日よりは青空が見えている5/10の朝です。薬で晴らすっていう噂は嘘やったんかなあ…。少し楽しみにしていたのに残念です。ちなみに雪はおおよそ溶けましたが、現在1度です。

さて、気を取り直して懲りずに二ジニー・ノブゴロドのことを書いておこうと思います。小さな町でほとんど何もしていないと思っていたのですが、意外と書くことがあります(まとめる能力がないだけなのは自分でも気づいています…)。

友達にカフェのお勧めも聞いたところ「すごく雰囲気がいいところがあってね!名前なんやっけ…travel cafe?いや、moloko?わかったらあとで送るね」と言われ、その夜来たメッセージは一言「moloko」でした。ちなみにマラコーというこの音はロシア語で牛乳を意味します(綴りはмолоко)。この街はメインの通りを一本でも外れると一気に寂れた雰囲気になるので、少し不安になりながらカフェを探します。突然目に日本語が飛び込んで来ました。どうやら、あるお店の看板になっている電光掲示板に一瞬現れたようです。なんと書いてあったのか気になって、旦那と二人して立ち止まり、電光掲示板を見つめます。あ、中国語が流れて来ました。その後にハングルが追いかけます。そして、日本語です!「コーヒーは果物です」…え?そのあとはコーヒーとパイナップルの絵が流れて行きました。なんであえて3カ国語でそんな嘘書いているの。呆然と立ち尽くしていると横から視線を感じました。私たちが立ち止まっていたのがちょうどmolokoの前だったらしく、中からお姉さんが不審そうにこちらを見ています。慌ててドアを開けて、お店へ入りました。 店員さんのお姉さんが一生懸命英語で会話しながら席まで案内してくれます。途中で「どこから来たんですか?日本!私日本好きなんですよー。日本語も知っていますよ!『コンバンハ!』ほらね。席はここでいいですか?」めっちゃ喋るやん。

暖かいので、テラス席に案内してもらいました。メニューは全てロシア語ですが、読んでみると「オイシー シャケ」…ん?「ヤサイ ゴハン」「シフドー チャハン(シーフードチャーハン)」「アマイ テバ」!?!?キリル文字でめっちゃ日本語が書いてあります。それぞれのメニューの下に詳しい説明が書かれていました。そりゃそうだ。 キリル文字が読める人はどうぞ。

爆笑しながら、とりあえず「ピザ マラコー(このお店の名前です)」と「シャケ アレンジ サラダ(多分)」と「エビ テンプラ」を頼んでみました。これまでのモスクワ生活における経験から天ぷらは確実にエビフライだと思ったのですが、メニューの流暢な日本語に一縷の望みをかけます。

とりあえずシャケアレンジサラダが来ました。めちゃくちゃ美味しかったです。レタスの上に刺身の鮭が乗せられており、上からドレッシングがかかっているものでした。そしてついに来ましたエビ天ぷら。 やっぱりエビフライでした。エビフライに醤油をつける趣味はないのでスイートチリソースをつけていただきます。写真は3本しか残っていませんが、もともと5本くらい入っていたと思います。

ピザも含めて美味しく、花粉症疑惑が持ち上がったためにテラス席から移動をお願いしてもすぐ対応してくれたりとかなり好印象のお店でした。なかなか広く、居心地も良かったです。

二ジニー編はあと2回の予定!!

Пока!

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