馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

朝のお散歩と国際労働の日

Привет!

「は?」という言葉ははしたないと幼い頃から教えられてきましたが、今日ばかりはこの言葉を朝の第一声で口に出してしまいました。雪が降っているのです。ぼた雪なので積もらないのですが、それでももう5月も8日です。白く空から舞い降りてくる物体が視界に入るだけでおかしくはありませんか。横で旦那が「今体感気温-6度だって」と言っていました。-6度って。23度で暑いとノースリーブを着ていたのがちょうど1週間前だと思っていたのですが、もしかしたらあれは去年の夏だったのかもしれません。

さあ、そんな暑かった日のことを書いてしまいたいと思います。コートを着ながら。

2日目は旅の醍醐味としてゆっくり目に起き、クレムリンの城壁の周りを散歩してみることにしました。1日目に駅からホテルまでのバスの中から見た橋(こちらの記事参照)が、実はホテルとクレムリンをつなぐようにかかっていると知ったからです。 橋から見た景色。

橋の先にも塔があり、お昼なら入れるはずなのですが、この時は朝早すぎたのか(と言っても10時過ぎです)しまっていました。ということで、城壁に沿って遊歩道があるのでのんびり歩いて行きます。地元の人と思しきおじいさんやおばあさんとすれ違いましたが、基本的に人がいませんでした。朝早いからかな…?ロシア人はお昼過ぎまでほとんど行動しません。

そんなわけで、こんなおとぎ話のような景色の中を二人で歩きました。なんとロマンチック!いい天気だったこともあって、本当に素敵な時間でした。まあ、かなり古い町なので、城壁をよく見ると崩れそうなところがあったり、足元もよく見ないと突然大きな亀裂があったりします。

そしてやはりどこにでも付いてくる階段。この階段も途中でかけたりしているので要注意です。でもここから見える景色もとても綺麗で、 ずっとここにいたくなります。

結局また昨日のチカロフ階段を上ってクレムリン一周終了。30分くらいで回れました。そこで違和感に気づきます。クレムリンの正面入り口前の大きな道路が封鎖されているのです。そこを通らないとホテルに帰れないので、厳重なボディチェックを受け(女性警官に身体中触って確かめられました。なぜか「ありがとう」と言ってしまう私)、目の前の集団に近づくと、どうやら労働の日のパレードのようです。そうだ、今日は休日だった、だから旅行に来れたんだった、と思い出しました。あちらこちらで吹奏楽団によるマーチが鳴り響き、会社ごとにまとまってパレードが始まるのを待っています。 皆さんが持っている旗をよく見ると、やはり自動車の会社が多いようです。さすが工業都市!さあ、パレードが始まりました。私たちも後を追います(そちらにホテルがあったのです)。みんな風船を持っていたり、花を持っていたり、声を掛け合っていたり、とても楽しそうです。会社の旗以外にも「春が来たね!」とか「戦勝記念日おめでとう(日違うやん)」とか、横断幕に色々と書いてあります。 このパレードはお昼頃までやっていました。

明日戦勝記念日なのに二ジニー旅行記が終わりません!明日中に終わらせたい…。

Пока!

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