馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

ヴォルガ川お散歩

Привет!

昨日「来週火曜日が雪かもしれない」と書きましたが、冷静になって思い出しました。その可能性は絶対にありません。何と言っても来週火曜日は戦勝記念日です。毎年この日だけは絶対晴れるように雲を散らす薬をモスクワの空に向かって発射するのだそうです。ロシア語の先生の実家はモスクワ郊外にあるので、この日は毎年雨なのよ、と言っていました。そんな弊害もあるのか…。

さて、二ジニー・ノブゴロドのクレムリンを出た私たちは目の前に広がるヴォルガ川のほとりを散歩することにしました。 いい天気だったこともあり、たくさんの人が歩いていました。この街を歩いていると、それはもうたくさんの馬とすれ違います。観光資源の1つとして、馬やポニーに乗せてくれる人たちが本当にたくさんいるのです。いくらかかるか怖かったので近づきませんでしたが、思ったより乗っている人が多いところを見るとそこまで驚くような値段はついていないのかもしれません。一番驚いたのはラクダにすれ違った時です。まさかロシアでラクダを見るとは思いませんでした。かつて違う国でラクダに乗ったことがあるのですが、ラクダというものは見るにはいいのに、あの足の長さが災いして立つときにものすごい恐怖を味わえます。なんで後ろ足から立つんだ…。

もう1つ、暑くなったからか冬にもあったのか分かりませんが、モスクワよりアイスクリームスタンドを多く見かけました。 滞在した二日間が特に暑かったので、私たちもその期間だけで二人で7本ほど買ってしまいました。モスクワのアイスクリームスタンドはスーパーにも売っているような個包装されたアイスを取り扱っているものが多いのですが、こちらでは写真のように色々な味から選べます。しかもスタンドによって取り扱っている味が違うのです。ここにはチーズケーキ味がありましたが、スイカ味やピスタチオ味など各スタンド12種類くらいの味を用意しています。好きな味を伝えて入れてもらうと まさかのこのように測りに乗せて、重さで値段が決まります。初めこそコーンでも御構い無しに重さを図るスタイルに驚きを隠せませんでしたが、慣れるとコツを掴んできて楽しくなってきました。1つの味で、店員さんの入れてくれる量にもよりますが、70pくらいでした。140円ほどですね。

そのまま歩いていくと、この街のもう1つの観光名所、チカロフ階段の下にたどり着きました。 階段とジェラート(本当はアイスクリーム)でローマの休日気分。この階段を上ると、クレムリン横につきます。かなりの段数におののきつつ、これを登らないと街の中心部へ行けないので覚悟を決めました。振り返ると夕日が左手に、川が目の前にあって幻想的な雰囲気です。何度も休憩しながらやっとたどり着きました。この階段も「川が綺麗に見える」とJちゃんオススメの場所でした。しかし、この段数を小さい子供を肩車して上っているお父さんはすごいです…なんでできるの…。

1日目の観光はここで終了。

Пока!

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