馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

ノヴォデヴィチ修道院周辺

Привет!

金曜日です!今日は実に8人もの人が帰ってしまうので、さよならパーティーも少しいつもより大きいものでした。うちのクラスからも3人帰ってしまいます。寂しくなるなあ。

昨日のノヴォデヴィチ修道院の続きです。改装中で人もほとんどおらず、多くのドアに「立ち入り禁止」の紙が貼られていました。ということで、修道院の中は前回の記事で全部です。セルフィーをしたり、それぞれの言語について話したり楽しかったのですが、次は夏に来たいと思いました。

この修道院の裏側には大きな湖があります。 Aちゃんの持っていたドイツ語のガイドブックに「湖を挟んでみる方が修道院は綺麗ですよ」と書いてあったそうです。確かに。壁がこんなに白かったとは。

実は、チャイコフスキーがここで書いた有名なバレエがあります。湖ということで検討がついている方もいるかもしれませんが、そう「白鳥の湖」です。ミーハーなのでどうしても見たかったのですが、ここにいたのはアヒルだけでした。結構立派なアヒルがたくさんいて、横でおじいさんたちが釣りをしていました。 あまりのアヒルの多さにこんな銅像まであります。地面に書いてあった説明書きによると、ソ連の子供たちへの友好の印としてアメリカの子供たちが送ったのだそうです。バーバラ・ブッシュの署名までありました。それを見て「こんなの全く知らなかった!と驚くアメリカ出身Jちゃん。

この湖をぐるっと回ると大きな道路にぶつかります。そこから修道院の壁沿いに進むと、墓地がありました。もうすでに見てきたというAちゃんに別れを告げて、二人で入ります。 日本のとは違って、彫刻のような墓石がたくさんあります。土葬も火葬もあるそうですが、墓石に生前の姿が彫ってあったら他の人は入りにくいなあ。家族で同じ墓という日本とは考え方そのものが違うようです。アメリカも名前や言葉は墓石に彫るけど、顔は彫らないそうです。

わざわざこの墓地に来たのは、ここに有名人がたくさん埋葬されているからです。とは言いつつ、入り口にある地図を見ても広すぎて名前を探すだけで一苦労でした。そして地図の前に中国人ツアー客がおり、ロシア人のガイドが中国語で説明していたので見えなかったというのもあります。誰かに出会えるだけでラッキーだよね、と言いながら進むとありました。 エリツィンのお墓です。ここにあのエリツィンがいるのか…と思うとなんだか不思議な感じがしました。他にもチェーホフ、ショスタコーヴィチ、ゴーゴリ、フルシチョフも眠っているらしいのでもし来る機会があれば是非探して見てください。もう少し暖かくなれば散歩にちょうどいいかもしれません。

Пока!

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