馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

ポットラックパーティ@授業中

Привет!

近頃は気温が10度を超えていても霧が出ると肌寒かったり、10度以下でも太陽が出ていると暑かったり、一日の気温を見ても服装が決まりません。春服ほしいなあ。

学校の改装工事があった前後は驚くほど生徒数が少なく、永遠にいるんじゃないかと思われている私とフランス人Jさんだけだったのですが、近頃人が増えて来ました。そしてやっぱりうちのクラスはフランス人多めです。先述のフランス人なのに英語教師をしているJさん、旦那さんの赴任で一緒に来たSさん(娘さんはイギリスの大学に行っているそう)、ロシア人の彼女と一緒に暮らしているNi君の3人は休み時間にも時々フランス語で話しています。そしてイギリスはオックスフォード出身のA君、アメリカから次の仕事までの間、趣味のロシア語を学びに来たJちゃんの二人は英語で話しています。二人が同じクラスにいるおかげで、アメリカ英語とイギリス英語は音の響きがこんなに違うのかと比較することができて面白いです。チームを組んで文法問題の正解率を競うゲームの時は、二人が英語で相談しているので、先生に「その秘密の相談、全員理解できちゃうから日本語にしたら?」と言われていました。日本語にしたら私が理解できちゃいますがいいのでしょうか(そこじゃない)。

いつも自由で有名な私の先生が突然「金曜日、11:00から15:00でもいい?」と言い出しました(普段は10:00から14:00です)。そうなるといつも授業後にランチを食べているSさんが「15:00からランチなんてお腹空いちゃうわね…そうだ、みんなで一品ずつ持ち寄って授業中にランチをしましょう!」と提案。そんな無茶苦茶な…と思いましたが、授業をする先生が一番乗り気だったので、決行することに。これは噂の「ポットラックパーティ」というやつだな…!映画の中でよく見ていて憧れていたので、張り切ってちらし寿司を用意しました。 クラスメイトが何を持ってくるか相談している時に「みっきーは寿司で!」と決められてしまったのです。クラスメイトの中にベジタリアン(魚は食べるそうです)と、乳製品にアレルギーがある人がいたので、むしろ悩まなくて好都合でした。和食万歳。

学校に着くと、みんなで「何持ってきた?」とワクワクしながら話します。先生は何も持ってきておらず「この前のテストを添削して持ってきたわよ!」と苦しい言い訳していました。個人的に昼食は12:00から食べたい派なのですが、同じ考えだったらしいA君がそろそろ食べる?と12:00に言い出すと「こんな時間から食べたら晩御飯までもたない!すぐ食べたいと言い出すなんて、子供みたい」と総攻撃にあっていたので、慌てて私のお腹にいる虫も押さえつけました。

13:00になり、みんなで持ってきたものをいそいそと並べます。Jさんは美味しいフランスパンで作ったツナサンドイッチを、Sさんは野菜と豆のサラダ、A君は今買ってきたらしいリンゴやバナナとジュース、Ni君はチョコレートケーキとバケット、Jちゃんはトマトと人参、そして私のちらし寿司というよくわからないラインナップ。しかもわざわざその後ろにみんなで並んで、違うクラスの友達に写真撮影をお願いする始末。 酢飯を作って、人参や乾燥しいたけを混ぜて上にサーモンと海苔を置いただけの手抜きでしたが「家庭の寿司はこれやねん。レストランではあんまり食べられへんで」という説明をすると喜んで「珍しい美味しい」と食べてくれました。食べ終わった後は「もう文法説明なんてしたくない」という先生に賛同して、ちょっとしたゲームをしました(他に昼寝、映画鑑賞という案も出ました。ここは学校です)。

とりあえず4月末まではこのメンバーなので楽しいです。でも、私のロシア語は伸びているのでしょうか…。

Пока!

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