馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

ロシアっぽさ

Привет Марту(三月にこんにちは)!

昨日は学校のクラスが一段階上がるので、理解度確認テストがありました。合格、不合格が出るわけではないのでありのままで受けたらいいよ、とは言われるものの、一通り難しい文法の整理やら格変化の確認やらしていると危うく徹夜をしかけました。高校生か。その甲斐あって作文と会話、聴解はまあまあ上手くいきました。作文では先生の笑いも取れたし。ただ、一番準備したはずの文法が40点中32点だったことが悔しいです。Jさんが39点だったので余計に。

この記事で、どんどんお店がなくなっていったり、駅の長いエスカレーターの景色が変わったという話をしましたが、今日はその第二弾です。

この間Twitterを見ていると、あるニュースが目に入りました。曰く「地下鉄のエスカレーター下にいる監視員のボックスをなくす」とのこと。 ほぼ全部の地下鉄にある長いエスカレーターには、上の写真のような小さいボックスがあります。この中にいる人は年金受給者だそうで、ちょっとしたプラスアルファのお仕事としてこのエスカレーター監視員の枠があるのだそうです。時々エスカレーターで危険行為をしている人がいればアナウンスで注意したり、エスカレーターを止めたりしています(そして時たま、居眠りしている姿も見受けられます)。このお仕事が4月からなくなるそうです。理由は書いていませんでした。ちょっとロシアらしさがなくなる気がして寂しいです。

ロシアらしさといえば、路上にあるキオスクですが、最近減少傾向にあるようです。景観のせいでしょうか。普通にお土産を売っていたり、冬でも路上でアイスが買えたりと見ていて面白かったので悲しいなと思っていたら、最近Юго-западная(ユーゴ・ザパドナヤ)駅地下で新しくできました。 写真はパン屋さんだけですが、ルームウェア屋さん、携帯周辺機器屋さん、キッチン道具屋さん、化粧品屋さん、お土産物屋さんが軒を連ねています。一度このパン屋さんで買い物をしてみましたが、なかなか美味しかったです。驚くべきことに、どのお店にもそれなりに人(一定の年齢以上)が集まっているのです。普通にスーパーで買えるものばかりですが、ロシア人の年配の方はやはりこのようなところで買いたいのではないかという気がしています。

また、ロシアで自動販売機といえばダイドーの思い切り日本語の商品が並んでいるものをよく見かけましたが、この駅のキオスクと肩を並べているのがこのジュース・お菓子の自動販売機です。 反対にこちらにはあまり人がいません。そしてその横にあったのは、コンタクトレンズの自動販売機です。こちらの人はコンタクトも手軽に自動販売機で買ってしまうのが一般的だそうです。私は目がいいので、コンタクトを時々使用する旦那に「物は試しに買ってみてよ」とお願いしたところ、即座に拒否されました。目に入れるのが怖いそうです。

また、横には花束の自動販売機もあります。 静止画なので分かりにくいですが、中のショーケースが常にくるくる回っています。そしてこれは買っている人がいました。街中にコンビニかと思うくらい24時間営業のお花やさんがあるにもかかわらず、です。しかもなんと、このお花自動販売機は二つ並んでいます。ロシア人は本当にお花が好きなんですね。

ただ、もう一つの自動販売機は 空のままショーケースが回転していました。すごくロシアっぽいです。この国は変わらずにいてほしいな、と少し思ってしまいました(暮らしている側からするともう少し変わってもいいですが)。

今日から友人がモスクワへ遊びに来てくれるので、少し更新が滞ると思います。でも観光地に行けるいい機会なので楽しみです!

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