馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

変わりゆく街

Привет!

ついにやって来た「第2次単語が覚えられない期」真っ只中です。それに加えて一通り勉強した全ての格変化を1ヶ月半の休んでいる間に忘れてしまったようです。よく使う言い回しや言葉の中で変化しているものはすぐに出てくるのですが、他は難しいです。やっぱり映画のセリフを覚える勉強法が私にはあっているのかなあ(映画見たいだけ)。単語をどうやって覚えるのか、オススメの方法などあれば是非教えてください。

そうやって1ヶ月半休んでいる間に、私の記憶以外にも変化がありました。学校が改装したのもそうですが、一番大きかったのは登校路にあったちょっとした商店街が潰れていたことです。かろうじてお店が並んで入っていた建物が壊される前に近くを通ったのですが、ほとんどのお店に「閉店しました」という紙が貼られていました。その中で目を惹いたのは 「閉店しました。もうこれ以上働きません」と書かれた張り紙。閉店しましただけでいいやん。移転しないってこと?どこか二文目が子供っぽく聞こえて笑ってしまいました。

週が明けてその前を通ると、もうドアもなくなっており、中も空でした。 こういう仕事は早いです。そして今はもうこの建物すらショベルカーで壊してしまっています。日本製の洗剤などショーウィンドウに並んでいたり、韓国食品屋さんが入っていたりと見ていて楽しかったので、少しショックです。

もう一つ、最近メトロを使っていて気づいたことがあります。地上からメトロのホームへ下る時に、それはそれは長いエスカレーターを降りるのですが、いつも白い壁を見つめていました。ところが最近、その壁にこんな看板が! どこの駅でエスカレーターに乗ってもこれが貼ってあるのです。下に書いてある文字を読んでみると「広告募集」でした。初めはこの看板に書いてある「トレイドカンパニー」という会社がかなりのお金を持っていて、全部の駅に広告を出せるのかな、と思っていましたがそうではないようです。ということは全然広告枠売れてへんやん。ちなみに、やはりモスクワ中心部の駅や、乗り換えできる駅の方が広告が埋まっている印象でした。学校のあるベラルースカヤ駅の広告の一つ。 映画の宣伝のようなので、おそらくこの赤ちゃんが一家に災いをもたらすホラーなのだと予想しています。めっちゃ怖そう。

しかし、Парк Культуры(パーク・クリトゥーリ)駅だけは近くにあるトレチャコフ美術館や、いろんな美術館の絵画と説明が飾られていました。 しかもこの駅に関しては11月くらいからです。広告を出さないのかな、と一瞬思ったのですが、はたと気づきました。Культуры とはロシア語で「文化」という意味です。「文化公園」の名を冠するこの駅は、きちんと文化を扱っているのかもしれません。そう思うと他の駅にも行ってみたくなりました。もしかしたらここ以外にも広告を出していない駅があるかもしれません。

Пока!

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