馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

スィルニキ

Привет!

今日はバレンタインですね。二月に入った頃からバレンタインの季節だなあとは思っていたのですが、まだ準備には早いかなとぼーっとしていたら当日でした。どうしよう。とりあえずクラスメイトには(板)チョコレートを買いました。ブラックサンダーに匹敵するくらいの一目で分かる義理チョコです。それでもびっくりするくらい喜んでもらえたのでよかった!日本ほど盛り上がっているわけではないとはいえ、学校の受付のお姉さんにバラの花束が届いたり、バラを持っている男性がメトロに乗っていたり、少し非日常を感じることができます。ロシアではバレンタインより23日の「男性の日」の方が盛り上がるそうです。今日は恋人にちょっとお花を渡したりするだけだとか。そんな中、授業中に先生のケータイが鳴りました。ちょっと画面を見て「元カレからバレンタインおめでとうって花束のスタンプが届いた…」とつぶやいていました。男女間はよくわかりません。

今日は旦那に何も作れなかったせめてもの罪滅ぼしとして、ロシア家庭のお菓子のレシピを紹介します(一応スリッパはあげました)。その名もスィルニキ。сыр(スィル)はチーズのことです。チーズやバターなどの乳製品が豊富なロシアでは、スィルニキが簡単に作れるチーズ、творог(トゥボログ)がどこのスーパーでも手に入ります。 写っているのは全部トゥボログです。上の方はかなり無造作に置かれていますね。日本ではカッテージチーズで作るといいそうです。このトゥボログですが、学校でも休み時間に先生がそのまま食べていたり、道端で自作のものが売られていたりと、ロシア人のソウルフードのようなので前からかなり気になっていました。先生のようにそのまま食べる勇気がなくなんとか調理できないかと考えていたところ、スィルニキの存在を知り、早速作ってみました。

いざ買おうとスーパーへ行くと、どこのメーカーのスィルニキも"1.8%“ "9%"の2種類が置いてあります。どっちがいいかわからない…。とりあえず1.8%を使いました。

作り方は簡単です。

トゥボログ(カッテージチーズ)180g、砂糖50g、溶き卵1つ、小麦粉大さじ3、ベーキングパウダー小さじ1/2、レモン汁大さじ1を用意します(お好みでくるみやレーズンも合うそうです)。

①ボウルにトゥボログ、卵、砂糖を入れ、チーズをつぶしながら混ぜ、混ざったら小麦粉、レモン汁、ベーキングパウダーを入れて混ぜます。

②フライパンにサラダ油を熱し、①をスプーンなどで落とし入れます(余裕があれば形を作るといいかも)。

③両面焼き色がつくまで焼きます。

④お好みでジャムと一緒に食べます。

私はラズベリーのジャムと一緒に食べましたが、旦那はそのままで食べていました。お菓子ですが、すぐ作れるので朝ごはんなどにぴったりです。チーズは少し多めでもいいですよ!

1.8%で焼くときに少し広がったので、今度は9%で再挑戦しようと思います。

Пока!

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