馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

おうちおかし2

Привет!

まさか2をすることになるとは…。今年はパンに挑戦してみようと思うねん、と周りに話したところ「一回でいいからお菓子の見た目も味も成功させてからにしてくれ」と言われたのでチーズケーキに再挑戦してみます。

チーズケーキにしたのは、少し気になったことがあったからです。こちらに来て間もない頃、何かの料理で生クリームが必要になり、スーパーで乳製品を端から調べてなんとか見つけ出しました。 それがこちら。それ以降、生クリームが必要になる度にこれを買っていました。前に友人と話していたところ「生クリームって書いてあっても一緒に書いてあるパーセンテージによって用途が違うよね。10%だったらコーヒーフレッシュだし、お菓子を作るためのもっと高い濃度のものを探すのが大変」という話を聞きました。…あれ、いつも買っているのがどれくらいの濃度か知らないな。もしかして前回チーズケーキが固まりきってなかったのはそのせいかしら。時を同じくして、テレビでいつも買っている生クリームのCMが流れました。なんと皆さんコーヒーに入れて美味しそうに飲んでいます。ああ、やっぱりそういう使い方だったのか。

ということで、ちょっと高級スーパーに行って探してみることに。生クリームはロシア語ではсливки(スリーフキー)といいます。 こちらが今回買った生クリーム。19%が400g入りだそうです。横に38%のものもありましたが、550gを使い切る自信がなく、少し安かったこちらにしました。なんか下に砂糖入りとか書いてありますが、そこを考慮して砂糖の分量を考えればいいのです。

レシピはネットで探したのですが、日本では大抵、ケーキ型の大きさが直径18cmのようです。モスクワのIKEAでサイズも見ずに買ったケーキ型の大きさは21cmでした。15cm、18cm、21cmと大きくなるにつれて、レシピに載っているそれぞれの分量に×1.5をすればいいというところまで調べはつきました(卵は一つずつ増やします)。自慢ではありませんが、算数や数学の類とは小学校以来仲が悪いので、半泣きになりながらレシピ(×1.5)通りに材料を用意していきます。お菓子は計量が命だと聞いたことがあります。

砂糖を用意しようとしたところで思い出しました。…生クリームにちょっと多めに砂糖入ってるんだった。表示を一生懸命読んで何%含有されているか探しましたが「もし見つかっても計算式が立てられないな」と思い立ち、それ以降は感覚で行くことにしました。

前回失敗したクッキー生地用にビスケットを用意しなくてはいけません。日本に売っている「マリー」のようなビスケット(どこのスーパーにもあると思います)を探したところ その名も「マリア」を見つけました。ビスケット自体もほとんど同じ感じです。砕くところまでは思い通りでしたが、砕いたクッキーに混ぜる溶かしバターを作ろうとレンジで温めたらなぜかバターが爆発しました。今でもレンジから香ばしい匂いがします。

あとは(計量を途中で諦めたにもかかわらず)レシピ通りに作っていきました。お菓子づくりは野菜を切らなくて良い分、少し手間がかかりますね。 オーブンから出すとなんという思い通りの焼き上がり!!焼きたてを食べたいという気持ちを抑えつつ、レシピにあった通り3時間ほど冷蔵庫で冷やしました。これは期待ができます。21cmは二人暮らしには少しサイズが大きいな、と改めて実感しつつ、切ってみました。 これです!食べたかったのはこれです!これで晴れてパン作りに着手できるので、今度挑戦してみようと思います。

Пока!

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