馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

カザン旅行記-レジャー

Привет!

一時、東京とモスクワがほとんど同じ気温になったことが友達からの連絡で判明し、驚きを隠せません。地球温暖化とは。そして私のちょっと頭が悪いiPhoneは先週ついに「最高気温ー8℃、最低気温ー7℃」などと言い始めました。悪いことは言わないから落ち着いてもう一回自分が言っていること反芻してみ、と思わずケータイに話しかけてしまいます。

カザンにあるのは何も博物館や歴史的建造物ばかりではありません。観覧車もあります! クレムリンなどのカザン中心地からカザン川を挟んだ対岸にプール施設があり、その横に大きな観覧車が立っていました。世界中の観覧車に乗るという野望を密かに持っている私と旦那としては乗らないわけにはいきませんでした。一人300p(600円)です。

先ほどの写真、よく目を凝らすと真ん中の方に回っている箱の一つで日本国旗がついたものが見えます。ここの観覧車はすべての箱にそれぞれ「国名・首都名」がついていました。日本のは行ってしまった後だったので、ちょうどきたロシア・モスクワのものに乗車。天井にはクレムリンの絵がありました。 どんどん上がっていきます。が、窓が凍っているだけではなく、霧がかっていて、ほとんど何も見えません。かろうじて真横のプールに屋外温水プールがあること、-18度のなか湯気の立つ温水プールを楽しむ勇者がかなりの数いることがわかりました。寒くないのだろうか…と思いましたが、あれは露天風呂ですね!行けば良かった。 かろうじて向こうの方に見えている気がするクレムリン。ということはこの下はカザン川です。乗っている間はチンギスハンの「モスクワ」(オフボーカル)がBGMで流れ続けていました。これ日本のはどんな曲がBGMだったんだろう。知ってる曲じゃない気がします。「モスクワ」と言えば名曲ですが、小学校5年生の時に行った自然学校で元ネタを知らないまま替え歌を教えられてから、本当の歌詞が覚えられません。ちょっと上品ではない歌詞なのに、三つ子の魂百までとはよく言ったもので、この観覧車の日から2日ほど替え歌が頭から離れませんでした。

モスクワでも赤の広場外に大きな氷の滑り台がありますが、それよりももっとダイナミックなものがここカザンにはありました。おそらく冬限定です。 坂の中腹で撮ったものなので、もう少し下にも続いています。真ん中にいる子供達との対比から、滑り台の大きさがわかると思います。これも観覧車と同じ岸にある、大きな釜のようなモニュメントの足元にありました。この滑り台の上にかかるように橋が渡してあり、そこで温かい飲み物や食べ物を売っています。それだけではなく、私たちのように何も持ってきていない人のためにソリがわりの浮き輪を貸してくれます。 浮き輪といってもゴム製で、かなりしっかりしています。30分100p(200円)、1時間200p(400円)でした。気軽に借りることができます。係の人は乗り方の説明の最後に「二人でも乗れるからね!」と教えてくれました。私たちはザキさんご夫婦と行っていたので、それぞれ夫婦に一つ30分間浮き輪を借りることにしました。浮き輪がかなり重く、自分では滑れないので誰かに押してもらいます。

先ほどの坂の写真を見てもらうとわかるように、真ん中の段で浮き輪が跳ねるのがスリリングで、とても面白かったです。一人で滑るのにも慣れてきた頃、二つの浮き輪を連結させて二人で滑る楽しさを発見。スピードが出るようになりました。それならば…と、係の人から聞いた一つの浮き輪に二人で乗ってみることに。前にザキさんがのり、私が後ろに座りました。紐は私が持ち、私の足をザキさんに持ってもらいます。確かにもっとスピードがでて楽しい…と思った瞬間、段のところで跳ねて私が浮き輪から落ちてしまいました。そのまま引きずられる形に。下が氷と雪だったので痛くはなく、冷たいだけで良かったです。これもいい思い出になりました。でも係の人はちょっと恨みました。子供だと思われたのかしら。 この光っているところが橋です。 滑り降りた後、また上まで登る時にも下がツルツルで滑り、かなり体力を消耗しました。30分でしっかり楽しめます(むしろ30分以上体力が持ちません)。

もしそり遊びに行かれる際は、手袋を忘れずに!(まさかのホテルに忘れてくる無謀な私)

Пока!

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