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モスクワ奮闘記

2016年7月末にモスクワに引っ越してきました。

С Новым Годом!

豆知識 日常

あけましておめでとうございます!! 今年は自分なりのペースで、でも出来るだけ毎日ロシアの日常をお伝えできればと思います。今年も皆様にとっていい一年になりますように。

初めて海外で年越しをしました。

家でゆっくりするつもりだったので、お昼から少し買い出しに行って、夕方から料理の仕込みを始めました。お互いの実家や友人と電話をしながら、というゆるい準備だったので結構時間がかかりましたが、なんとか完成。 クリームシチュー、ローストビーフ、マッシュドポテト、そして奥の鍋に入っているのはロシアの新年に食べるサラダ「オリビア」です。茹でた卵、ジャガイモ、人参、そして玉ねぎとグリーンピースをマヨネーズであえます。

これらを食べながらテレビを見るのが伝統と聞いていたのでつけてみました。ロシアでは毎年大晦日にある映画が流れます。その名も「運命の皮肉(Ирония судьбы)」です。家にDVDがありました。 青年ジェーニャは新年に彼女にプロポーズするつもりでしたが、その前に友人たちとバーニャへ行き、泥酔。そしてひょんな事からサンクトペテルブルク行きの飛行機に乗ってしまいます。泥酔していてサンクトペテルブルクについたと気づかないジェーニャは、酩酊したままタクシーの運転手に、モスクワの自身の住所を告げます。ところが同じ路地名、番地名がサンクトペテルブルクにもあったため、ちゃんとあるアパートの前についてしまいました。自分の家の番号に行き、おまけに鍵が合ってしまったために何も疑わずにその家に上がり込んでしまいます。ところがその部屋の本当の主人はある女性で、彼女もまた恋人と大晦日を過ごそうとしていました。彼女の恋人は部屋に見知らぬ男がいるので浮気を疑い、怒って帰ってしまいました。 絵に描いたような修羅場。 その日プロポーズされるはずだった彼女はお祝いのために友人を呼んでいたので、ジェーニャに恋人のふりをしてもらっているうちに、二人は惹かれあいますがモスクワにはジェーニャの彼女がいて…。というお話。1975年、ソ連時代に作られた映画なのですが、こんなドロドロした話を毎年見ていることに驚きを隠せません。

その映画も10:30に終わり、日本でいう紅白歌合戦のような音楽番組が始まりました。一曲終わるごとに名画「最後の晩餐」のような会場で大人たちが飲み食いしては今年を振り返る、という場面を挟みます。 曲の方も一曲ごとに最近のヒットソングと、伝統衣装を着た昔ながらの音楽が交互に流れてみていて飽きませんでした。ところで「新年」はロシア語で「ノーヴィ・ゴード(новый год)」と言います。どの曲にもどこかにこの言葉が入ってきて、オリジナルなのか替え歌なのかよくわかりませんでした。最終的には11:30ごろに10歳前後の少年少女が「♪ジングルベル、ジングルベル、ジングル・オール・ザ・ウェイ♪」のメロディーで「♪ノーヴィ・ゴード、ノーヴィ・ゴード、ノーヴィ・ノーヴィ・ゴード♪」と歌い始めて、この国にとってクリスマスソングは新年の歌なのか、と思い知りました。そしてこの時間、子供の出演はいいのかしら。

相変わらずモノポリーを二人でしながらテレビを見ていたのですが、11:45に突然プチッとテレビの電源が切れました。本気でホラー映画が始まりそうで怖かったです。もう一度テレビをつけてみると何事もなかったかのように歌番組が続行していました。そして11:57に画面が切り替わり…プーチンさん登場! 私でも頑張れば聞き取れるロシア語で、3分ほど演説をされていました。「ロシアは素晴らしい国だ」と言っていたのは明瞭に聞こえました。この時ばかりは旦那と二人で黙ったまま演説に聞き入ります。

そしてクレムリンの時計が映され… 新年が明けました!するとまた先ほどの音楽番組に戻ります。出演者全員で歌っているのは、ABBAの名曲「ダンシングクイーン」です。相変わらずサビの「♪ダンシングクイーン♪」は「♪ノーヴィゴード♪」に替え歌されているし、他の部分も全部ロシア語でしたが。著作権大丈夫かな。

結局1時過ぎまでモノポリーをしても番組は終わらず、11:00ごろからアパートの真横で上げ続けられている花火もなりやみませんでした。 寝ようとしても部屋の真上で上がる花火。音が3時を過ぎても続くので、気づかないうちに宇宙戦争でも始まったような気になってきます。 今朝は、旦那の職場からいただいたおせちを食べながら、テレビで放送していたアメリカ映画「ブラザーサンタ」を見ました。その名の通りクリスマス映画です。食べているのはおせち料理。季節感が統一されないので気持ちが落ち着きません。

そんなロシアから、今年もよろしくお願いします!

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