馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

おうちごはん12

Привет!

「インターネットの普及により、世界ははるかに小さくなった」…高校の英作文に出てきそうな文ですが、最近本当に身を持って感じています。世界のどこにいても、知ろうと思えば今世界のどこで何が起こっているか、日本では何が流行っているかなども瞬時に知ることができるのです。旦那が「恋ダンス」を練習していた時などは特に実感します。ついでに私もハマりました。絶妙に簡単すぎないのですぐに習得できないのが良いですよね。今の目標は一番だけでも完璧に踊れるようになることです。良い娯楽。

そんなドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の中で出てくる「ハートフル坊主」さんのクックパッドが実際に存在するらしい、と聞いて調べてみました!こちらです。和食はできないわけじゃないけれど、食材とか揃えられるものがないかなあと探していると、なんと「ヤンソンさんの誘惑」を発見!!!

このお料理、ご存知でしょうか? 忘れもしない大学一回生の初夏。ちょっと国際的なことが好きな私の大学の学食で「インターナショナルウィーク」とかなんとかいう名前の特集が組まれました。その1週間は世界各国(当時の留学生の出身地でした)の料理が食べられるのです。早速友達と食べに行った私は「ヤンソンさんの誘惑」という不思議な名前の料理に出会いました。食べてみると、それがもう、とてつもなく美味しいのです。

気になったので調べてみました。スウェーデン料理で、名前の由来は「厳格なベジタリアンのヤンソンさんでも、この料理の誘惑には勝てずに食べてしまったから」だそう。でもこの料理に欠かせないのはお肉ではありません。アンチョビです。

もうこの名前を見るだけで数年前の記憶が蘇り、食べたくて食べたくて仕方がなくなりました。毎日色々なスーパーを巡り、5軒目でやっと見つけました!この前豆腐を買ったアズブカ・フクサです。おそらくアシャンにもありますが… 中身がないのは、見つけたのが嬉しすぎてすぐ料理を始めてしまい、作り終わってから写真を撮り忘れたのに気づいたからです。中指くらいの高さの瓶に入って、385p(700円くらい)。背には腹は変えられぬ…。とつぶやきながらレジへ持って行きました。

作り方は簡単です。 ①薄切りにした玉ねぎをバター15gとともに炒め、しんなりしたら5mm角くらいに細長く切ったジャガイモも加えて火を通す。

②そこに牛乳300cc、生クリーム150ccをいれ、沸騰させる。

③薄くサラダ油を引いた耐熱容器に②を流し込み、アンチョビを上に並べ、ピザ用チーズとパン粉をふりかける。

④200度に温めたオーブンで二十分ほど焼いたら出来上がり!

今度は流し込む前に下にパンを敷こうとか、小麦粉を加えて炒めたらいいんじゃないかとか食べながら話しましたが、これだけでも十分美味しかったです。

でもアンチョビが高すぎるので本当にたまにしかしないと思います。

Пока!

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