馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

日本へお届け

Привет!

朝起きたら雪がちらついていてとても綺麗でした。吹雪いてもおらず、気温も−1、2度のモスクワはとても幻想的で素敵です。 ですが、冬になればなるほどクラスの人数が減ってきて少しさみしいです。やはり夏の方が休暇を取って勉強しにきたり、学生が長期の休みを利用してきていたりするので活気があります。聞くところによると12月末から1月中旬まで学校が改装工事に入るらしく「その間どこで授業しよう?美術館でも行く?」と先生に聞かれました。自由すぎる。

この記事で書いたように、旦那と私の実家へのプレゼントを買ったので、送ってみようと思います。まず送るための箱を用意せねばなりません。友人に「郵便局で買うんだよ」と教えてもらい、早速学校の近くの郵便局で買います。

「日本へ送るための箱が買いたいです」と伝えると、数学でおなじみの展開図のようなダンボールを見せられ「これ?何個必要?」と聞かれます。「もう少し大きいサイズない?」「ないわ」…バッサリ!「じゃあそれでいいです。二つください」というと、その場で組み立ててくれます。

できたのがこちら。…いや、これ裏表逆じゃないですかね…?だってこれ住所書いて蓋閉めたら見えなくなりますよね。 「いや、え?合ってる?」と聞くと「もちろん」とのこと。「わかった、じゃあ住所書くためのフォームもください」「白い紙に書いて貼ったらいいわよ」…ほんまに?あまりにも信じられなかったので絶句していたら、わざわざ奥から白い紙を持ってきてジェスチャーで示してくれました。いや、それは分かるねん。 ちなみにこの(高さが絶望的にない)箱二つと、クリスマスカード二枚で120p(200円ほど)でした。安いからいいか。

この空箱を入れる袋は郵便局でもらえるはずもなく、また不審な顔をされながら地下鉄で抱えて帰りました。 次の日、学校の先生に「これで本当にあってるの?」と上の写真を見せながら聞くと「わあ、一番いいタイプの箱を買ったのね!」と言われました。そこじゃない。確かに「1 кпасса(クラス)」と書いてあるけどそういう意味だったとは思いませんでした。そもそも選べなかったし。

その日の夜、リビングにこの箱を置いていると旦那のロシア語の家庭教師が「それ裏表反対よね?」と一言。やっぱり!?初めてまともなことを聞けた気がします。そのまま正しい住所の書き方まで教えてくれます。もともと綺麗な人なのですが、女神に見えました。

そして、いよいよ準備が整ったので(高さの関係で一つ送るのを諦めなければいけなかったものがありますが)、郵便局へ。前のところは信用できなかったので家の近くへ向かいます。たまたま旦那がいない時だったので、一人でトコトコ持って行きました。

私の前に2、3人待っていましたが、恐ろしく列が進むのが遅いのはどこの郵便局も同じなので、30分ほど並んでやっと私の番です。「日本へ送りたいです」というと「何がлыб:@:&-&h2&2??」と言われましたが、「何が」と疑問文だということ以外分からなかったので聞き返すと「んーもういいわ」と言われてしまいました。おそらく「何が入っていますか?」と聞かれたのだと思いますが、いいのかな。あとは「日本へよね?」と聞かれただけで、箱を郵便局のテープでぐるぐる巻きにされ、重さを量るだけで終わりました。日本からなら中に何が入っているか一覧表にしないといけないのに、しかも送料もすごく高いのに…と思ったところでふと気がついてお財布の中を見ると1000p(1700円ほど)紙幣が一枚だけ。足りるか不安になってきました。日本からは9kgで送料だけでも15000円だと聞いていたからです。

運命の時、郵便局の人から「990pになります」と告げられました。…足りました!帰りにアイスクリームでも買おうかと思っていましたが、諦めます!無事届くかはまだわかりませんが、とりあえず色々な人のおかげで発送は出来ました。

帰り際、郵便局のショーケースを見ると いろんな箱あるやん。でも確かにこの大きさをいっぱいに出来るほどは買っていなかったので、結果オーライです。

無事着くことを祈っています!

Пока!

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