馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

自国についての説明

Привет!

登校路に突然現れた日本語。

ウォークマンの全曲シャッフル機能で毎年秋に聞いている"The Autumn Song"が出て来て、改めて今年は秋をほとんど感じなかったことに気がついた朝でした。しかも今日は-6度から1日がスタートし、久しぶりに雪が降っています。4日間晴天が続いても溶けきらなかった雪は根性がありますね。

関東でも大雪だと聞きましたが、みなさま大丈夫でしょうか?突然走り出したり止まったりとスピードが変わると滑りやすくなるのでご注意ください。また、福島での地震のこともかなり遅れて知ったのですが、昨日先生に「地震のこと聞いたわ!ご実家は大丈夫だった?」と聞かれました。日本地図(後述します)を見せて説明する羽目になりましたが、ロシアでも報道されていたようです。そこからスマホの地震速報に話がおよび、先生もクラスメイトも興味津々だったので、あの制度は日本だけなのか!と思い知りました。「何それアプリ?」「いや、日本の携帯には標準搭載されているらしいよ」と私の預かり知らぬ所でどんどん話が進んでいきました。当たり前だと思っていたので説明できなかったのです。

先ほど書いた日本地図は、母の手作りで日本地図と特産品が載っています。 クラスメイトや先生に見せると「可愛いー!」と大好評でした。それに味をしめて、日本のことをよく知っている、前担当してくれていた先生にも見せました(日本に4年住んでいたそうです)。「札幌に牛いるの!?熊も??これは鮭??イクラはないの?あ、それはロシアか。え、富士山どこ?ここなんや!(岡山の桃太郎を見て)ここ福岡?綺麗な女の子は福岡にいるって聞いたけど…あれ、沖縄は?ここに来てるんや、もっと大きな地図にしたら正しい位置にかけるのに…あれ、千島列島は?」政治的に難しい話はやめてください。 一つ一つ説明するのは大変でしたが、説明できるまでロシア語ができるようになったのは嬉しいです。その分、どんどん英語を話そうとするとロシア語の単語が出てきてまともに英会話ができなくなってきました(クラスメイトのアメリカ人Aちゃんは「私もロシア語を勉強してるから何を言っているか理解出来るよ」と言ってくれますが)。

今こんな風に自分の家や部屋を説明する、という単元を学んでいます。宿題で自分の国での家についての作文がでました。和室について発表すると、みんながいろいろ質問してくれます。「神棚」を知っている人もいるなかで「仏壇」の説明をすると「ほとんどの日本人は宗教を持っていないと思ってた!」と言われました。私も説明すればするほど日本人についてわからなくなってきます。でも、色々なものを受け入れ、大事に出来る日本人の精神性はいいものだと思います。仏壇のことを間違えてお墓だと説明してしまい、大混乱に陥らせてしまいましたが、なんとか色々な言葉を使って少しでも説明できたらと思います。

Пока!

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