馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

ヴェルニサージュ市場追記

Привет!

なんと3日連続で青空に太陽が出ていて「奇跡だー!」とみんなで大喜びしています。ただ、学校に向けて家を出るのが9:00なのですが、太陽はこの位置です。 しかも、先週までの雪が溶けて夜のうちに凍り、路上を歩くときはかなり注意が必要です。みんな平静を装ってすたすた歩いていますが、何人も時々滑っているのを見逃しはしませんでした。 この写真を撮るために突然立ち止まったら滑って転びそうになりました。目的地に着くまで立ち止まることさえ危険なようです。

今日はこの前書いたヴェルニサージュ市場で字数の関係上省いた小話をいくつか書きたいと思います。

毛皮の帽子を買わされた私たちですが、ふわふわ帽子以外にも様々な防寒具を売っていました。ニット帽や手編みの手袋(親指以外の4本指が分かれていないタイプ)では人気キャラクターを登場させやすいらしく、チェブラーシュカ柄のものからミニオンまで見ていてとても楽しかったです。中にはピカチューのニット帽もありました(大人用)。子供が被っていたら可愛いんだろうなあ…。そういえばこちらの女性は猫耳がついたニット帽などでも普通に被っています。可愛いなと思いつつも真似はできません。

Tシャツ屋さんもありました。軒並みプーチンさん柄で、彼の人気の高さが伺えます。可愛い柄のTシャツが奥に見えたので手前に軒下にかけられていたTシャツを 押し退けようとすると、Tシャツが硬いのです。なんと凍っていました。近くで見たかったTシャツはこちら。 この可愛いクマのTシャツですが、周りがキリル文字ではないので買うのは諦めました。ちなみにこの周りの文字「私はモスクワへ行きました。クマがいました」とこの禁止マークの意味がわからなかったのですが、インスタグラムにあげたところ「私はモスクワへ行きましたが、熊はいませんでした」という文だと教えてもらいました。"no"の部分が横のTシャツで消えていたのですね。世界的にモスクワにはクマがいるものだと思われているのか…と衝撃でした。いませんよ!!

実はこのヴェルニサージュ市場、二階もあります。 時々あるこんな階段を登ってみると 上はまさにフリーマーケットのようでした。家で使っていて必要なくなったのかな、というようなものが所狭しと並んでいます。明らかに新品ではないものも。ちょっと欲しくなったのは、お金持ちの人の家にあるようなトラの敷物(両手両足を開いている、あれです)の絵が書いてあるカーペット。初めて見ました。 画廊のように絵を飾ってある小道があるなあと思ったら全部売り物だったり、一階のようにお店が整列していないので迷いそうになったり、ちょっとしたカオスを味わえるので是非。二階はお土産目当てではない、ロシア人であふれています。

こういう市場の人は概しておしゃべり好きで、誰にどういう目的で何を探しているのか質問してくれ、親身に相談に乗ってくれます。私は日頃勉強しているロシア語が使えて大満足でした。調子に乗って「これは私たちの父用のお土産なんです」と言うと「よかったねえ、偉いねえ」と子供を見るような目で見られましたが。

カードは使えるかわからないので、行かれる時は十分な現金を用意することをお勧めします!私たちも次に行った時はマトリョーシカのチェスを買いたいと思います。

Пока!

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