馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

寒さ対策

Привет!

朝起きたらまた一面の銀世界でした。気温も、最高が-1度です。それに加え、近頃は夜になると風が強く吹いているようで、家の窓が飛んで行ってしまわないか心配になるような音がします。北海道でさえ二重窓が有名なのに、モスクワでは二重窓を見かけたことがありません。大丈夫なのでしょうか…。

そんな外気温でも外に出かけられるのはひとえにコートと靴のおかげです。これからロシアに来られる方向けに、どういうものを選べばいいかご紹介しようと思います。

真冬用の靴は、フィンランドでオーロラを見るために買ったものを持ってきたのですが、ちょうどこの時期の靴がなかったので市場で買いました。 市場は本当に安くて、これで1300p(2000円くらい)です。とりあえず中が暖かそうなのを!!と思い、試着させてもらって即決でした。売り子さんも「最近寒いからちゃんと暖かくしてね」と言ってくれました。中の毛皮で滑るからか、靴下がどんどん動くこと以外は快適です。靴下を止めるための輪ゴムでも足首につけようかしら(必死)。そして今になって持ってきた靴下に穴が開き始めたので、この間の電車内で買っておけばよかったと後悔しています。

次にコートですが、全体が暖かいものを選ぶのはもちろん、フードは必要です。帽子でもいいですが、真冬になるとニット帽の上にフードをかぶるそうなので、フードはあったほうがいいと思われます。さらに周りに毛皮が付いていれば文句なしです。 必要性があるからか、こちらでは全身毛皮のコートもよく見かけます。この毛皮が顔を冷気から守ってくれます。今のところはなくても平気ですが…。

袖口は、このように、 二重になっているのが理想です。一度この記事のために、日本で冬に使っていたコート(袖口はノーマルタイプ)で外に出てみましたが、冷気が袖から入ってきて全身に回ることがわかりました。もちろん手が凍傷にならないためにも手袋は必須です。歩きスマホは論外。手袋をしていても耐えきれなくなってくる上に、スマホ自体が氷のように冷たくなって手を余計冷やします。

前を締めるジッパーは、上にカバーが付いているものにしましょう。 このジッパーも他の部分より薄くなっているので冷気が入ってくるんですね。びっくりしました。初めは二つもジッパーを締めないといけないのは面倒臭いと思いましたが、こちらでは怠け=命を危険に晒すことだと悟りました。

コートの丈はお尻まで隠れるものがいいそうです。ロシア語ではお尻が隠れるものと隠れないもので単語が違います。「みっきーのは短い方のコートだけど大丈夫なの?」と聞かれましたが、私が着ると隠れるので問題ありません(身長157cm)。

いま、色々と紹介しようと、コートの写真を撮っていて気がつきました。 これ(真ん中の黒い丸)、買った時に外してもらうものじゃないか…?強力な磁石でくっついているセンサーです。自宅ではほぼ取るのは不可能。モスクワはセキュリティがとても厳しく、ショッピングセンターなどの入り口には空港のような金属探知ゲートがありますし、お店の出入り口をこのセンサーが通ると大音量で知らせてくれるので、屈強なガードマンがすぐ飛んできて荷物を全部見せろと言われます。そういえばこのコートを着てまだ服屋さんに行ってないな。センサーが鳴れば盗んだわけではないことを説明して外してもらい、鳴らなければ問題はありません。さてどちらに転んだかはまたご報告しますね。

Пока!

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