馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

かぼちゃとの戦い<三回戦>

Привет!

朝から雹のような、雪のようなものが降っていましたが、積もる気配がありません…ここまで寒いなら積もって欲しいのは、雪があまり降らないところの出身だからでしょうか。日本の寒いところに住んでいる弟から雪が積もったという報告を受け、勝手に負けた気分になりました。

プライベートでも仲良くなったザキさん(http://mathmos.hatenablog.com)から、かぼちゃで美味しいスープを作ったとの報告がきました。彼女は一回戦にして白星をあげたのですね!流石です。いつもいろいろな情報を貰ってお世話になっています。

居ても立っても居られなくなり、近くのスーパーにかぼちゃを買いに行きました。前に書いたように、スーパーではベルトコンベアーに自分で商品を乗せ、レジを通してもらうシステムです。レジを通ってきたかぼちゃを片手で持ち上げようとして、あまりの重きによろめくとレジのお姉さんに笑われました。このスーパーの店員さんが「思わず笑った」ところを見たのは初めてだったので笑顔を提供できたと大満足で家に帰ってきました。

1kg31p(50円くらい)でしたが、他にも色々買って請求された金額が思いの外高かったので、家に帰って体重計に乗せてみました。 横向きになってしまいましたが、そう、綺麗に5kgです。そりゃよろけるわ。

人生においてかぼちゃを丸ごと買ったのが初めてだったので、とりあえずGoogle先生に聞いてみました。半分にしろとのこと。 まっすぐではない性格が出てしまいました。刃の跡がメロドラマの主人公たちのように平行線を辿っています。そして半分にしたくとも、ヘタがあるので上が繋がっていて割れません。かぼちゃの中を隙間風が通り抜けるだけです。このままだと腐る。

なんとか8分の1を切り出しました。なんとも言えないメロンの香りが広がりますが、前回と違うのは圧倒的に水分が少ない!8分の1サイズを4つ切り出したところで(つまり半分)力尽きました。残りはまた今度にしよう。 とは言っても、中の綿と種から傷んでくるのでとりあえず全部の中身を繰り出す作業に没頭しました。これだけやってハズレだったら暴れるで…などと考えましたが、買ってきたので頑張るしかありません。旦那は横で焼うどんを作ってくれていました。

かぼちゃの形が残っている、切り出していない半分はラップして(ロシアでは日本のラップは貴重です)、袋に入れて冷蔵庫へ。残りの8分の1×4はそれぞれ皮を剥いて食べやすい大きさに切り、レンジへ(2、3分だけ温めました)。

レンジから出すと…あら不思議!メロンの香りがかぼちゃの香りに変わっています!手品でも起きたのでしょうか。そのうちの一つだけ鶏胸肉と一緒に煮物にし、後の三つはジップロックに入れて、冷凍することにしました(こうすると一ヶ月ほど大丈夫なようです)。 処理が終わったかぼちゃたち(ひとつ分だけど)。 冷蔵庫に入れたら1週間しかもたないそうなので、旦那には悪いですがこれから手を替え品を替えかぼちゃを出します。モスクワでハロウィーンを感じられる貴重な一週間になるでしょう。

食べてみた感想は…甘い!そして繊細な食感!!これが食べたかった味です。ザキさん本当にありがとう!!!!やっとかぼちゃに勝てました!

ギリギリのところで皮を剥いてしまい、皮との境目の部分だけ少し荒い食感(初めて使う日本語)だったので、今度は大胆に剥いてみようと思います。

それにしても日本は便利だったんですね…こういう経験値が増え、生活力は格段に上がっていると思いました。いろんなスキルが身につけばいいな!

Пока!

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