モスクワ奮闘記

2016年7月末にモスクワに引っ越してきました。

改めて日本について考える

Привет!

不定期開催の<昨日のテレビのコーナー>から! また22:30くらいにテレビをつけると、よく知っているアニメを流していました。ロシア語吹き替え…はいいのですが、主人公(?)の少年の声がどう聞いても40代くらいで、衝撃的でした。題名はそのままYo-Kai watch、英語です。最後にロシア語版の主題歌が流れていて、この技術があるならどうしてアメリカのミュージカル映画の吹き替えもしないのか疑問でしかありません。番組が23:00前に終わると、CMで妖怪ウォッチ型の腕時計の宣伝もしていました。お店で見たことないけど!

こんな風に日常に日本のものが結構あって毎回驚きます。日本にいた時は顔文字の中くらいでしか((・Д・)これの口の部分ですね)ロシア語を見かけなかったので、なんだか寂しい気がしました。 別にロシアに限ったことではなく、様々な国から来ている(特別に日本に思い入れがあるわけではない)クラスメイトと話していても如何に日本のものが世界中で親しまれているか実感します。

例えばロシア語で自分の出身地を紹介するという課題が出た時、みんなが大阪は知っているようだったので、私は神戸を選びました。「神戸について書きました」というと、イタリア人のGちゃんが「コウベ・ミャーサ(肉という意味のロシア語)!」といい反応をしてくれました。以前に神戸と言った時も、オーストリア人が同じ反応をしてくれたのです。

バイクが趣味のコロンビア人Cさんは「カワサキ」に大興奮していましたし、アメリカ人のAさんは昔の夢が忍者で、宝物は任天堂のゲーム機だったそうですし、クロアチア人のFちゃんがモスクワまで「シバイヌ」を連れて来たそうです(ちなみにプーチンは秋田犬を飼っています)。そしてほとんどの人が「あれも日本から来てたの!?」と驚くのが面白いなあと思います。

この間、自分の国の休暇について作文を書く宿題が出ました。私は大晦日からお正月にかけてのことを書くと、興味を持ってくれたようでたくさん質問されました。「なんで大掃除するの?」というパキスタン人Sさんからの質問は、先生が「それはわかるわ。新しい年を新しい気持ちで迎えるためよね?」と言ってくれました。そういうところはなんとなくロシアと日本に通じる精神性だと感じます。それから「クリスマスをしてから一週間後に初詣に行くの?神道だから?それとも『ヤオヨロズ』?」とフランス人Jさんが聞くと先生が「そうそう、『ヤオヨロズ』って全てのものに命が宿っているって考え方よね?日本人はこのペンも話せるって考えてるの?」と難しい話をロシア語で始めてきました。なんとかつっかえながらも「さすがに話すとは思っていないけれど、そうやって全てのものに精神が宿ってると信じていたら大事にするでしょ?」と説明すると「これが日本人が成功している秘訣か」とみんなに言われました。日本人ってそういう印象なんですね(いろんな考え方をする人がいるとは思いますが)。

日本では「国際的に戦える力を!」とよく言われていますが、充分世界に受け入れられているのではないかと思います。ただ、日本の方から閉じた環境を作ってしまっているのではないか、というのも強く感じました。周りの国々はこんなに日本に興味を持ってくれている。でも日本から他の国々を知ろうとしているでしょうか。少しアンバランスさを感じずにはいられませんでした。でも同時に、こちらに来てから日本で生まれ育ったことをより誇りに思っています。

特にこんなのをロシアのスーパーで見てしまうと… なんで?食べかけ??

Пока!

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