モスクワ奮闘記

2016年7月末にモスクワに引っ越してきました。

面白いロシア語

Привет!

一週間に1、2回は書いてしまうロシア語のお話です。毎日通っているのでどうしても語学の話になってしまうのはご容赦ください。

前書くと言っていた筆記体の話から。クラスメイトのイタリア人、Gちゃんは大学でロシア語を習っていたらしく、ノートを筆記体でとっています。 ある時先生に言われてGちゃんが黒板に問題を解き、先生が「正解。質問ある?」と聞いたら、パキスタン人のSさんが一言。「それロシア語?」言いたいことはわかります。彼はフランス語、ウルドゥー語、英語がほとんど完璧に話せます。文字も色々知っています。そこにこんな筆記体が来るのです。 これは顔文字にも使われているд(読み方はデー)ですが、右の筆記体にご注目ください。大文字は英語のD、小文字は英語のgです。原型をとどめていません。なまじ英語を知っているだけに大混乱です。Tの筆記体はhttp://mickymm.hatenablog.com/entry/2016/08/24/223644この記事でご紹介しましたが、小文字になるとmになります。やめて。GやDはロシア語に存在しないので、先の発言に繋がったわけです。

この間リビングで勉強中の旦那がうめき声をあげました。自分の筆記体がわからなくなってきたとのこと。 別に字が汚いわけではありません。むしろロシア語に関しては綺麗です。前に私も一度筆記体を書こうとしましたが、途中で波を書いている気分になってきました。もしお時間があれば、ネットで「プーチン 筆記体」と調べてみてください。会議中にプーチンが落書きをしている!いやこれは筆記体だ!と話題になった画像が出てくると思います。 右の筆記体だけに注目すると、その理由がお分かりになるのではないでしょうか。一応どこまでが一文字かわかるように、こういった似たような文字が続く場合には間に小さい波(上の写真で言うとл の筆記体のようなもの)急いで書くとこれも大きくなって独立した文字に見えるという悲劇が起きます。

先生から聞いた小話も紹介しますね。 マクドナルドなどにおいてあるポテトを、ロシアでは「カルトーシュカ フリー(ポテト フライ)」と言います。先生がアメリカに行った時「ポテト フリー」と注文すると、店員さんは困り顔になって「フリー(無料)ではお出しできません。」どうしてもフライの発音ができず、なかなか伝えられなかったとか。

そんな先生が、今日の授業中に言ったことが印象的でした。ロシア語では「習得する」ということを「自分自身に教える」と考えるので、とても似た単語になります。加えて「覚える、学ぶ」も同じような単語を使うので、かなりややこしく、使う前にどの単語が適しているか考える時間を要します。ついに理解の範疇を超えたらしいコロンビア人のC君(スペイン語と英語は普通に使えます)が「この単語はteach、learn、studyのどれ!?」と先生に聞くと、「これはロシア語だ。自分の知っているスペイン語や英語は忘れて、ロシア語として捉えて。これらの単語はロシアの文法上で働くし、そもそも英語などとは考え方が違う」と。

私もその通りだと思います。日本語教師の養成講座に通っていた時に日本語だけで説明して通じるのか?と思っていたのですが、丁寧に説明されるとわかりますし、全く同じ構造の他の言語はありません。でも先生が言うには「ロシア人の顔はヨーロッパに近いけど、文法構造は日本語に似ているよ」だそう。これについても詳しくはまた書こうと思います。

今日はこの辺で! Пока!

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