馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

携帯事情

Привет!

突然ですが、ロシア語の動詞には同じ意味でも「完了体」「不完了体」の2つの形があります。例えば「読む」という動詞は不完了体がчитать、完了体はпрочитатьです。проをつけたらどんな動詞でも完了体になる、のようなルールはなく、それぞれの動詞で対応する形を覚えなければならないことが今日の授業で発覚しました。イタリア人のGちゃんが「どうやって覚えればいいの…」と絶望しているとJさんが「ANKIというアプリ知ってる?自分で暗記カードをスマホで作れて、メトロでもどこでも覚えているかチェックできる素晴らしいアプリ!」と勧めています。私は聴くともなしに聞いていたのですが、思わず反応してしまいました。「なんていうアプリって?」「アンキだよ、みっきーも使ってる?」「いや初めて聞いたけど、それ日本語の単語やで」と教えると「え、どういう意味?さすが日本!」となぜか感動されました。 自分のスマホでも調べたのですが、日本語のアプリがたくさん出てきますね。使ってみようかな。

こちらではやはりみんなスマホを持っています。私も日本でiPhoneを使っていて、やめられずにこちらでもiPhone6を買いました(先生は6sだそうで、自慢してきます)。周りを見ていると、SAMSUNGも多めです。 日本を出るときに期間が合わず、SIMロックを解除できなかったので新しいものをこちらで買いましたが、SIMフリーのスマホがあれば容易にこちらでSIMカードだけを買って使うことができます。 主な携帯電話会社は日本と同じで、3つあります。 左はMTC(えむてーえす)、右はメガフォン、 そしてビーライン(bee=ハチですね) ここはたまたま真横に3つ並んでいたのですが、他の場所でもどれかのショップを見つけると大抵近くにあと2つのショップもあります。 私はMTCを使っていますが、電話を買う時に手伝ってくれた先輩が使っていたからという理由なだけで、どこが一番いいとか悪いとかもない気がします。

特筆すべきは、使用料金の安さです。 200p(350円ほど)で二週間保ちました。使用料として入れている分がなくなってきたらメールが来るので、最寄りのショップや街中に立っている機械ですぐ入れることができます。その機械では家のWi-Fi料金も支払えます。 契約によっては月々いくら、と決められるのかもしれませんが、今の所困ってはいません。 公共Wi-Fiも充実していますよ(繋がらない時も多々ありますが)。契約の時にもパスポートが必要なだけで、あまりややこしいことはしませんでした。スマホを持っていくとSIMカードも入れてくれます。SIMカードで決められているのは電話番号だけで、番号のメッセージを使ってメールの代わりにやりとりします。最近電話かLINEしかしていなかったので、日本の携帯キャリアごとに決められているメールアドレスをほとんど使っていなかったためか、あまり不自由ではありません。

また、こちらで買ったiPhoneですが、 パスコードが6桁になった以外は変わりありません。面倒臭いだけです。 日本で使っていたiPhoneのバックアップをパソコンにとっておけば、LINEのログも消えませんし、他のアプリも同じように使えます(来る前にそれが少し心配だったのです)。 お値段はレートによりますが、6で45000p (72000円ほど)でした。あまり日本と変わらない気がします。ただ、買う前に箱が開けられていないか、希望している色かどうかを開けてもらって確かめた方がいいそうです(私は色にこだわりがなかったので箱が新品かどうかだけ確かめました)。本体に関しては携帯キャリアショップで買うより家電量販店の方が良さそうです。たくさん並べてあります。時々キオスクでも売っていますよ(勇気があれば)。

Пока!

モスクワに来る予定がない人には退屈なお話ですみません。 読んでくださってありがとうございます!

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