馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

ボリショイサーカス<アイドル>

Привет!

あの8月にはやっていなかったボリショイサーカスです。9月になってすぐ「行きたい!」と旦那に取ってもらい、お友達ご夫婦と4人で行ってきました。いろいろと手違いで当日券500p(800円くらい)の席でしたが、そんなに不都合はありませんでした。

もしかしたら小さい時に行ったことがあるのかもしれませんが、記憶に残っているうちでは初めてのサーカスです。ピエロ、動物、綱渡り、空中ブランコなどのイメージを持ってワクワクしながら向かいました。

現在ボリショイサーカスでは20日まで<アイドル>という演目をやっています。それ以降は<サーカス2.0>という演目になるそうなので、よりサーカスっぽいのはそっちになるのかな? 買ったパンフレットに「世界のサーカス芸術フェスティバル」みたいなことが書いてありました。その名の通り、この演目では世界各国からきた人たちがサーカスの技を披露してくれました。スパスカヤタワーの軍歌祭りといい、世界から集めてくるのが多いですね…。 日によって出演者も違うようで、私が見たときは、中国×2、北朝鮮×2、モンゴル、アメリカ、フランス、イラン、チェコ、カナダ&ドイツ、ロシア×3でした。パンフレットには日本人も載っていたので、出ている日もあるようです。北朝鮮が来るところが日本ではあり得ない気がしました。

会場内はこんな感じで、奥のオスカー像をひっくり返したようなところでタキシードの司会者が各出演者を紹介してくれます。

国際色豊かなこういうフェスティバルでは本当にお国柄がでますね。中国とモンゴルは雑技団の要素が強く、身体能力の高さをこれでもかと出してきます。空中ブランコは北朝鮮の出し物でしたが、ギネスブックにも載っているという技を披露してくれました。イランは鞭を使い、欧米のパフォーマンスは心臓に悪かったです(サーカスなので当然ですが)。

動物も出てきました!ライオンのメスとトラ。火の輪くぐりもみられたので大満足です。途中に場内に流れたイメージ映像にいた、熊やカピバラも来てくれたら嬉しかったなあ…。ロシアの出し物でした。ただ、それ以外のロシアはピエロで(わかりやすいピエロの格好ではありませんでした)、ユーモラスな動きに子供達大喜び。セリフには詩人のプーシキンも登場しました。文化教育の高さには驚きます。

約3時間の公演がおわり、出演者が全員真ん中に集まります。 ここは撮影しても良さそうでした。 出演者のお辞儀を尻目に、帰り始める周りの人々。ここ2ヶ月でいろいろ行ってわかったのですが、ロシア人は撤収が早いんですね。公演が終わったと思ったら、とりあえず早く帰ろうとします。混むのが嫌なのかなあ…私が出演者ならイラっとした顔を隠せそうにありません。

やはり子供が多く、中ではポップコーンや綿あめ、子供用の光る剣やロシアの国旗の色に光る棒なども売っていて、売れ行きも良さそうでした。 また普通のサーカスにも来たいな。 モスクワにはもう1つサーカスがあって、そちらもチェックしてみようと思います!

Пока!

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