馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

クラースヌィ・オクチャーブリ

Привет!

日本にいた時に12月から2月にかけて着ていた一番暖かいコートを解禁してしまいました。これで私は12月以降をどう生き延びるか不安で仕方ありません。ちなみに10月から帽子とマフラーを装備していく予定です。

週末恒例お散歩に行ってきました。 今日のスタートはコロポトキンスカヤ駅。 ドワーフが作ったかのような重厚さとエルフの手によると思われる優美さが共存していて素敵です。「ロード・オブ・ザ・リングス」を思い出しました。

駅を出ると目の前に 救世主ハリストス大聖堂があります。 ここはロシアでも有数の観光地で、語学学校の先生から歴史も聞いたのですが、今日の目的地ではないので横目に通り過ぎます。詳しくはまた中に入った時に書きますね。 こんな立派な建物に加え、今日は土曜日です。結婚するカップルがいないわけありません。みなさんダウンコートを羽織って撮影に励まれていました。こんな大きな建物が写真に収まるのかと疑問に思っていると、そのうちの1組がドローンを使って集合写真を撮っているところに遭遇しました。そこまでするのか。

大聖堂の敷地内を奥に進むと橋があります。歩行者天国になっていて、観光客で混み合っていました。渡りきって振り返ると、 荘厳な眺めです。青空ならもっと映えたのでしょう…しばらく曇り空が続いていますが、この空模様が余計寒く感じさせている気がします。

今日の目的地が見えてきました。красный октябрь(クラースヌィ・オクチャーブリ、赤い10月の意)です。 ここはもともとチョコレート工場でしたが、移転したので工場の敷地はそのままに、クラブやカフェ、レストラン、ギャラリーなどが集まっています。おしゃれな雰囲気でした。お昼に行きましたが、ズンチャカズンチャカとクラブの音が聞こえてきます。 雰囲気はニューヨークにあるナビスコ工場跡のショッピングセンターにとても似ていました。赤レンガということもあり、ニューヨークに来たかのようです。 中の通り名の看板には「チョコレートを作っていたエリア」「キャンディのエリア」「パッケージのエリア」などいろいろとあり、それを見ているだけでも楽しめます。 なんだかオシャレ。

チョコレートに目の無い私は、「チョコレート工場跡ならチョコレートもお土産として売っているだろう」という安直な考えだけで調べずに来てしまったのですが、行けども行けどもみつかりません。それどころか少し迷っているような気までしてきました。

ある角を曲がると… ありました!! 量り売りのチョコレート屋さんです。もちろんお土産にもなるような、「赤い10月」の刻印が付いている箱のチョコレートもあります。 ここの看板商品だったものらしいです。なかなかインパクトのあるパッケージですが、この商品に関しては別にここでなくても、スーパーにも劇場の休憩時間でも売っています。なんなら赤の広場の近くに専門店もあります。

このお店を出ると ピョートル大帝の像があります。足元まで行きたかったのですが柵で行けませんでした。どうやっていくんだろう。

帰りはクレムリンまで歩いてみます。 と、可愛らしいチョコレートで出来たサンタさんの像が道端に立っていました。 「チョコレート博物館」と書いてあったので入ってみたら、ただのチョコレート屋さんでした。 チョコレート製のポケモンまであります。…中に気になるものが。 一番奥のはロコンらしいのですがでちょっと残念な気持ちになりながら帰途に着きました。 それにしても今日はチョコレートづいていました。この記事になんど「チョコレート」という単語が出てきたか、暇で暇で仕方が無いという方は数えてみてくださいね。

それでは!пока!

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