馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

モスクワ動物園所感

Привет!

最近、授業内容がものすごく難しくなってきました。動詞、形容詞はいいとして(例外とか種類多すぎやけど)なんで名詞まで変化するの!しかもそんなに沢山!!固有名詞まで変化するのが未だに納得いきません。

毎回頭から煙が出てくる頃に授業が終わるので、友人と癒されに動物園へ行ってまいりました。

最寄駅はクラスノプレスネンスカヤ駅(長い…)、バリカードナヤ駅です。この2つの名前はいつもの通り同じ駅。駅を出て目の前にスターリン建築「セブンシスターズ」の1つ、文化人アパートが見えます。左手に曲がるとすぐ動物園です。駅チカでいいですね!

「1864年に公開が始まった、ヨーロッパで最も歴史ある動物園のひとつ。都会の真ん中にありながら、動物たちは開放的に飼育されている」(「地球の歩き方」より抜粋)

これは期待が高まります!平日は400p、週末と祝日は500pです。値上がりしとる…私たちは気付かずにチケットを買いましたが、地下鉄のカード「トロイカ」でも入れるようです。

入ったらすぐ、大きな池。鳥たちが優雅に泳いだり、飛んだりしています。 柵の付近を見ると 開放的に飼育」なるほど。この鳥たちは園内のあちこちで餌を食べていました。いい生活をしています。この池ではフラミンゴが二本足で民族大移動を行っていたりもしてなかなか見応えがありました。

しばらく歩きながら二人で「…空いている檻多くない…?」という話になりました。 ロシアといえばクマだと思うのですが、クマのコーナーは中に何もいない代わりに何か貼ってあります。 筆記体!なんとか解読すると、「クマは腐葉土にいる虫を探すのが大好きだよ!」とのこと。だからどうしたの!?これで中が空の説明をしたつもりなのでしょうか。 ちなみにロシア語でクマはメドベージです。ロシア人で似た名前の人が浮かんできましたか?現首相メドベージェフさんは日本語にすると「熊さん」になりますね。

みなさん期待されるであろうネコ科ですが、 こんな張り紙があるくらい人気です。シベリアンウルフは驚くほど走り回っていました。ライオンがいたらしいのですが、どこだったんだろう…!

ただ、私はネコ科より鳥類の方が多かった印象を持ちました。 バードハウスもあります。ずっと探していたペンギンも、カピバラも中にいたのでかなり懐が深いところでした。 そんなバードハウスがあるのに外の檻にも半分以上鳥がいます。そしてどこの檻にも三種類くらい鳥がいるのに、外に貼ってある説明と合わない、なんていうこともざらでした。気が付いたら途中から片手に辞書を持って二人で必死に説明書きを読み解くという作業に没頭していました。教科書で活用を確認しながら、動物ではなく看板で騒ぐ日本人二人。ロシア語から開放されにきたのに…。

ニホンザルや日本のツルがいたり、みたこともない種類の鳥がいたり、しろくまのやる気がびっくりするくらいなかったり、 タカと同じ檻にいるはずのリスがいなかったり(!)、モスクワは寒いのにやたらとトロピカルな動物がいたりしましたが、突っ込みながらもかなり楽しめたのでオススメです。気が付いたら2時間経っていました。思っていたより広かったです。 園内はこんなに綺麗です。奥に見えるのが1945年にできた、文化人アパート。どこからでも見えます。 看板に没頭するあまり写真を撮り忘れて何が何かわからなくなったので、また行こうと思います。次回の動物園のレポートは動物特集ができますように!

Пока!

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