馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

モスクワ事件簿

Привет!

朝から寝癖が直らなかったり、洗ったはずの靴下が干すときに片方なかったり、ドアに額をぶつけたり、起きたら外気温が9度だったり、何かとついていません。

普段は楽しいことに焦点を当てて書いていますが、今日はこんな日なのでこれまでに遭遇した小さな事件をいくつか。こちらでもマイペースに生きているからか、あまりイライラしたり腹が立ったりすることは少ないのですが、時々びっくりすることがあります。

※1p(ルーブル)=1.6円で計算ください。 ロシアのお金です(少し加工しています)。 これ以外に10p札、1000p札、5000p札、1p硬貨、ルーブルの下の単位のカペイカ硬貨(私が確認したのは10と50の二種類)があります。写真にある記念コインも合わせれば10pに関しては三種類あってどれでも使えます。ここに大きい紙幣が写っていない理由はこの先をお読みください。

<スーパーにて>

お風呂に入ろうとした時に石鹸がないことに気付いた日でした。マンションから徒歩1分のところにスーパーがあるので、石鹸1つだけ買いに行ったのです。55pのダブの石鹸を持ってレジに並び、偶然お財布に500p札しかなかったので出したら、「お釣りがない」とのこと。なんとかお財布の中をみせながら「私も小銭ない」と伝えましたが、店員さんは「もっと小さいお金を出して」の一点張りで、もう1つのレジに行こうとすると「向こうにも多分ないわよ」と言われる始末です。挙げ句の果てにお札を(ほとんど投げつけて)返され、「帰って」と言われました。 スーパーで帰れと言われたのは初めてです。小銭を持って再度レジ(腹が立っていたので違うレジです)へ並び、お風呂には無事入れましたが、ちょっと嫌な気持ちでした。店員さんが違うレジま行って両替しているときもあるので、対応の良し悪しは店員さんの機嫌によると思われます。 ここで学んだこと:できるだけまとめ買いする。お金の価値を日本円に直すのをやめる。大きいお金はできるだけ崩す。

<レストランにて>

音楽祭の直前、晩御飯を食べるためにバレニキ屋さんがあったので入りましたが、店内は満席、テラスも3人席が1つしか空いていないという人気ぶりでした。仕方がないのでその3人席に一人で座ります。めちゃくちゃ値段を気にした結果、図らずもバレニキもピロシキも中身がキャベツとなってしまいました。そうやって私が食物繊維を大量に摂取している間にも、お客さんが来ては満席だと断られています(そういえばこちらで「レストランで待つ」という場面に遭遇していません)。 そろそろ食べ終わってお会計を頼もうと思っていたところ、急に「ここいい?!」という声とともに私テーブルの空いた席に荷物がおかれました。 あまりの勢いにダメとか言う間も、勇気もなく、唖然としていると店員さんと「空いてないって言ったでしょ!?」「でもこの席空いているわよ!?」(私いるけどな)と喧嘩を始めてしまいました。お、お会計言い出せない…。一瞬このまま帰ってやろうかと思いましたが、なんとか他の店員さんと意思疎通に成功、お会計も無事済みました。店を出る時に荷物を置いたおばさんたちに「ありがとう」とニコッとされただけで許してしまうようになった自分を「ロシアに慣れてきたなあ」と思いながら、「どういたしまして」と言いました。 そのとき食べたピロシキとバレニキ。

他にもタバコ事件をはじめ色々ありますが、またの機会に。 ただ、ロシア人の(表情ではなく)行動を見ていると、そこまで冷たいイメージは持ちません。ロシア人の先生も私とは少し笑いのツボが違いますが、よく笑っていろいろ助けてくれるし、管理人さんもいろいろと良くしてくれます。 メトロが揺れて倒れそうになった時はダンディなおじさまに支えてもらって、お礼を言うと笑顔で頷いてくれました。 もっといろいろな人と知り合って、ロシアの人を深く知りたいです。

また、こちらに住んでいる方が結構見てくれているようなので、もっとお役立ち情報(スーパーのことやレストランの詳しい位置など)もお届けしようと思います。日本で見てくれている方には少し退屈かもしれませんが、お付き合いいただけると嬉しいです。

Пока!

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