馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

Hinode Power JAPAN(来場者編)

Привет!

今日は雨模様で気温も10度以下なのですが、土曜日は23度まで上がるそうです。でも道の脇に緑が増えて春が来たようで嬉しいこの頃です。と言っている間に今週末から五月なんですけどね。

さあ、かなり続けてしまったヒノデの最終回です。今日は来ていた人編。コスプレの人が多いという話はずっとしていましたが、実際にはこんな感じでした。 真ん中のお兄ちゃんは普通のお兄さんです。ちなみのこのピーチ姫とゼルダ(?違うかもしれません)が、昨日書いたコスプレの大会で優勝していました。名古屋に行くそうです。ちょうどこの二人の寸劇をおにぎりの列に並びながら見ていたのですが、コメディータッチでかなり受けていたので納得でした。

そういえば、列に並んでいた時「ちょっとすみません、通してください」と横から声がしました。そちらの方を向くとカオナシが立っていたので思わず叫びそうになります。そうです、千と千尋のカオナシです。慌てて道を開けたのはいうまでもありません。その後何度も会場内で出くわしました。

会場の端には こんな風に簡易のスタジオも設置してあり、いろんな衣装の人がプロに撮影してもらっていました。アニメやゲームのキャラクターだけでなく、映画「不思議の国のアリス」のマッドハッター(完成度が高かったです)もいたりと、途中から世界観がよくわからなくなって来ました。

また、やはりここに来ているロシア人は日本語を勉強中の人もいて、列に並んでいたり、パフォーマンスを見ていたりするとかなりの確率で話しかけられました。面白かったのは女性は私に、男性は旦那に話しかけるのです。やっぱり同性の方が話しかけやすいのかしら。初めは日本語で「日本人ですか」や「お名前はなんですか」と聞いてくれるのですが、二言目は日本語が分からなくなるようでグーグル翻訳の結果を見せてくれ、しまいにはロシア語で話をしていました。それでも別れ際には思わず「日本語上手でしたよ」と私たちも言ってしまっていたので、この記事で紹介した私のロシア語を気軽に褒めてくれる人の気持ちが少しわかった気がします。

他にも、会場内には着ぐるみもたくさんいました。任天堂エリアのマリオは理解できるのですが、会場中を練り歩いていたのはこちら。 このゆるキャラを初めて見たのですが、お心当たりがある方はご一報ください。手前のくま(?)は襷に「今夜は飲みます」と書いてあり「勝手にしてくれ」と思っていましたが(それでもちゃっかり写真はとりました)、問題は後ろのうさぎです。襷には「愛が欲しい」と書いてあり、それを体現するかのごとく出会う人一人一人にハグを求めていました。誰とハグをしたか覚えているようで、2回目に出会った時はハグを求めて追いかけては来ませんでした。

こんな感じで、四日もかけてお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?海外でこんなにも自分の国に興味を持ってもらえていると実感できて嬉しかったです。来年も行こうかなあ。

Пока!

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Hinode Power JAPAN(お店編)

Привет!

31年前の今日はチェルノブイリの事故があった日です。いつもは新聞などに記事が載るのに今日は載ってないわね…と先生が言っていました。おそらくチェルノブイリはウクライナにあるからだろうとのことです。本当かなあ。

ヒノデの話も3回目になりましたが、全4回を予定しています。自分の文章力の無さ(まとめられない)が悲しくなりますがもう少しお付き合いください。

前回書いたように、会場に入るとすぐゲームコーナーが待っていました。任天堂スイッチをはじめとするテレビゲーム機に並んでカードゲームのコーナーもあります。 スプラトゥーンです。それぞれのコーナーでゲームを体験するとブレスレットをもらえて、10個集めたら任天堂の商品をプレゼントするという企画をしていました。かなりの人数が参加していたようでした。

他にも新宿日本語学校のブースや、メイド喫茶、箸で豆を移すゲーム、ヨーヨー釣り(子供用のビニールプールの感じがとてもよかったです)、新聞で兜を作ってみようのコーナーなどもありました。 生け花も。アニメだけではない文化も紹介されていて嬉しかったです。

どこのお店も人だかりができていましたが、ここは屋台ではなく壁が作ってあり、その中に入るのに列が伸びていました。 駄菓子屋さんです。ここには並びませんでしたが、他のお店でアポロが320p(640円)で売っているのを見て、入らなくて正解だったと思いました。この前紹介した日本食材屋さんもお店を出しており、旦那がわさびせんべいを買いたいと言い出しました。値札では100pとあったので安い!と店員さんに買いたい旨を伝えたところ「320pです」騙された。私たちが見たのは他のものの値段だったようです。

もちろんフィギュア屋さんや日本の漫画も売っています。 ここはロシア語に訳された漫画ばかりを扱っていましたが、日本語のものを売っているところもありました。ロシア語の漫画が面白かったのでペラペラとめくっていたところ、店員さんから「いいロシア語の勉強になるよ。いいお土産にもなるし」と言われました。初めは買うつもりがなかったのですが、"Я-Сакамото, а что?“という題名を見つけ、なぜかツボに入って買うことに。原題は「坂本ですが?」というのですが、ニュアンスまでしっかり訳されていたのが面白かったのだと思います。中はもともとシュールな内容な漫画が、ロシア語になっていることでよりシュールになっていました。他のお店では雑貨を扱っていたり、なぜかBIG BANGなど韓国アイドルのグッズが置いてあったりと、興味深かったです。

帰り際に相撲をしていました。 みんな細いです。見ていると足をかけたり所々柔道が入ってきていました。難しいよね。

続きはまた明日! Пока!

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Hinode Power JAPAN(ステージ編)

Привет!

春がまた遠のいてしまったのかと思うくらい寒いです。太陽をください。

今日は昨日の記事のステージ編です!これを目当てに来たのです。お目当の声優、松本梨香さんは17:00からのステージでした。会場に入るとまず このように任天堂を始めゲームの展示会があり、その奥にステージが設置されていました(ステージ脇に昨日紹介した食べ物の屋台が並んでいます)。

私たちが現場に着いた3時ごろはずっとステージ上で寸劇が繰り広げられていました。お腹を空かせて並びながら何の気なしに見ていると、どうやらコスプレの大会だったようです。日本の有名なコスプレイヤーさんを審査員に招いて、審査基準の1つとして寸劇をしていたのでした。ちなみに優勝者には名古屋で開かれる国際的なコスプレ大会への出場権が送られます。

それが終わると少しの間ステージは休憩。横のスクリーンで日本を紹介するビデオが流れていました。ステージ前には椅子がたくさん並べられていましたが、前で何もしていないというのにほとんどが埋まっています。椅子の後ろには 大掛かりな照明、音響を制御するシステムが組まれていました。

さあ、休憩時間も終わって再開です。私たちはその時よくわからずに会場内のお店を回っていたのですが、周りの人たちが一斉にステージの方へ目を向けたことがわかりました。和太鼓のパフォーマンスです。「曉天」というグループが、一昨年から出場しているようです。慌ててステージの方へ戻ってみると、さっきまでとは比べものにならないほど人があふれていました。立ち見続出です。 みんな一心に聞き入っていました。私の後ろのロシア人男性が途中でモノマネをしていましたが、かなりうまかったです。あのお腹に響く重厚感のある音は何度聞いてもいいですね。いろんな和太鼓が出てきたり、みなさんの動きが揃っていてとても綺麗だったり、目でも楽しめるパフォーマンスでした。

そして、17:00になりました。いよいよ松本梨香さんです。こちらでは吹き替えでロシア人声優さんに慣れ親しんでいるせいか少しお客さんは減ってしまいましたが、おかげで私たちも座ることができました。登場から早速二曲歌ってくれます。 写真で見ると遠いですが、実際はもう少し近く感じました。3曲目では曲中のフリをみんなでできるように、曲の前に練習しました。

曲が始まり、練習したところに曲が差し掛ります。みんなが一斉に手をあげました。 ちゃんと伝わってるなあ、と嬉しかったです。その後で少しインタビューを挟みます。

先ほどの和太鼓のパフォーマーさんたちはおそらくカタカナで書かれたロシア語で説明をしてくれました。一言目が「ズドラーストヴィーチェ(こんにちは)」だったのですが、私ならこんな長いカタカナを見ただけでやる気をなくすので本当に尊敬します。

松本さんはインタビューもあったので通訳の人を挟んでいました。曲中の煽りは日本語でしたが、それでも伝わるものですね。彼女が「ヤー リュブリュー ロシーユ(ロシアが大好きです)」と言ったときの盛り上がりようは凄まじいものがありました。インタビューではロシアの印象や、食べ物の話など聞いていて面白かったです。そして通訳を担当していたロシア人の日本語がアクセントなしの流暢なもので、そちらの方に気を取られてしまいました。

司会者が「少ししたいことがあるんです。松本さんが『ポケモン』と言ったら、観客で『ゲットだぜ!』と言う、というものです」と提案。『』の中は日本語でした。じゃあ練習で…と松本さんがあのサトシの声で「ポケモンゲットだぜ!」と言ってくれたことにポケモン世代の私たちは泣きそうでした。生サトシだ…!それから「ポケモンマスター」の歌を歌ってくれました。一生の思い出です。ありがとうございました。

その後予定されていたサイン会は、松本さんの体調が優れないとキャンセルになってしまい、残念でしたが、その状態であんなに声量があったの…?と驚愕しました。声優さんってすごい。

明日も続きます! Пока!

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Hinode Power JAPAN(ご飯編)

Привет!

この土日はBDHXでHINODE POWER JAPANが開催されていました。 日本の文化を紹介するお祭りのようなものです。紹介ページを見ている限りコスプレで来る人が多そうだし、最近のアニメも見ていないから元ネタが分からないしなあ…と敬遠していましたが、ポケモンの主人公、サトシ役を演じておられる声優の松本梨香さんがゲストで来られると知った瞬間に行くことにしました。旦那が。彼はロシアでも疲れた時などよくポケモンを見ているくらい好きなのです。

結果、かなり面白い催し物だったのでジャンルごとに紹介していこうと思います。とりあえず今日は食べ物について。

遅めの3:00前に会場に着いた私たちは、お昼ご飯を食べ損ねていたので空腹でした。この記事で紹介したcorner cafe&kitchen さんがお店を出していると聞いていたので、駅から会場まで「ラーメン、ラーメン」と言いながら歩いて行きました。いざ着いてみると、他のところは長い列ができているのに、そのお店だけ誰も並んでおらず、店員さんも座ってしまっています。売り切れのようです。がっかりしている旦那はアオゾラ(かなり本格的な和食レストランです)に並びました。そこではハウス食品プレゼンツ、カレーライスを売っていました。 そして唐揚げ。なんとこのカレーライス、インド人がいれてくれたのです!本格的。

私はもう一箇所のおにぎりを売っていたところに並びます。アオゾラもこちらも長い列ができていました。この間覚えた単語、паста (糊状の)を見つけました。中身がпаста нориと書いてあるおにぎりが並んでいたのですが、これは私が愛してやまない「ごはんですよ(海苔の佃煮)」ではありませんか!思わず買っていました。

ご機嫌で食べ終わった後、もう一つどうしても食べたかったお店に並びます。 サンクトペテルブルクにお店が出ているというこちらのたい焼き屋さんは、ロシア人女性がたい焼きに惚れ込んで、日本まで来て修行をし、道具をロシアに持って帰って開いたお店だそうです。ここにも長蛇の列ができていました。近くに連れて明らかになる種類。8種類あります。つぶあん、こしあん、抹茶クリーム、(多分)カスタードクリーム、バナナとチョコソース、そしてここからは珍しく、ベーコンとチーズ、サーモンとクリームチーズ、カレーです。2つ買うより3つ買う方がお得だったのでつぶあん、こしあん、抹茶クリームに決めました。日本で食べられないサーモンを推したのですが、なぜ普段食べられないのにリスクを犯さないといけないのか、と旦那に本気で止められたので今回は我慢しました。 作っているところです。周りではロシア人が物珍しそうに見ています。個人的にその場でバナナを剥いて、手でちぎりながら入れていたのが面白かったです。

やっとレジまでたどり着きました。忙しそうな店員さんが顔を上げずに"Слушаю вас(聞いていますよ=ご注文をどうぞ)“と言いました。それから次が私たち日本人だと気づくと「いらっしゃいませ、ご注文をどうぞ」とかなり流暢な日本語で話してくれました。その後のやり取りも全部日本語です。最後に「日本語完璧ですね」と旦那が言うと、かなり嬉しそうに「いえ、それほどでもないです」と謙遜していました。味はめちゃくちゃ美味しかったです。久しぶりのたい焼き!!学校帰りによく食べていたのを思い出しました。

他にもかき氷の屋台があり、思わず買ってしまいました。イチゴ味にすると「これは要りますか?」とマヨネーズの容器のようなものを見せられました。うろたえる私に旦那が「練乳やろ」と冷静に言います。ここでもほとんど日本語でやり取りができました。

私もこっちに住んでいるんだからロシア語で負けていられません。がんばろうー!

Пока!

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最近の食卓

Привет!

気温も+5度くらいをキープしており、芝生も少し緑が見え始めました。昨日で最後だったイタリア人の女の子に「いつか日本に行って見たいねんけど、あの有名な花が綺麗なのっていつだっけ?6、7月くらい?」と聞かれました。まさか!もうすでに散り始めているよ、と答えると「暖かくなってから咲くんじゃなかった?もう散っちゃうの?」と残念そうです。モスクワの気温で測っちゃダメだよ。

ヨーロッパの人々は別れ際にそれぞれの国に行くね!!と言い合っているので、実際のところどれくらいかかるの?と尋ねてみました。3、4時間という答えが一番多く、その気になれば気軽に行けるそうです。そう思うとやはりモスクワはヨーロッパに近く、日本は本当に遠いのだなあと実感しました。

そんな日本から遠く離れた地、モスクワでは食文化も全く違います。最近は近くの庶民派スーパーにも森永の豆腐や良い大根(Даикон、とそのまま書いてありました)を置いていたりもしますが、手に入るもので作ると洋風のものがどうしても多くなってしまいます。

先日、この記事で紹介した日本食屋さんに行けました。 あの時撮り忘れた外観。ここに来た時に手に入るものは買うのですが、やはり少し値段が貼ってしまったり、量が少なかったりでなかなか「絶対欲しい!」というものを見つけるのに時間がかかってしまいます。

その中でも今回「行くたびに毎回買おう」と決心したのはこちら。 味噌です。横に日本で売っているようなプラスチックの容器に入ったものもありましたが(メーカーは忘れてしまいました)、やっぱり少し高かったです。ところがこちらの味噌はなんと160gで51p(100円ほど)なのです。さすがにスーパーでも味噌は手に入らないので、これは即決でした。難点は生産国がわからないこと、出しにくいことくらいでしょうか。もう一つ気になるのは「Mисо Паста(味噌パスタ)」と買いてあることでしょうか。パスタ…?と思って調べたら、ペーストという意味でした!ちなみに第一義は「糊」です。この形にしかなれていない私たちからしたら当たり前のことでびっくりしました。

また、お友達に会員制のスーパーへ連れて行ってもらいました。というのも、モスクワではサーモンくらいしか手に入らない魚介類の品揃えが豊富だと聞いたからです。 テンションが上がって必死に魚を見ていく海の幸が好きな旦那。結局マグロ1.5kg(2000pほどでした)とサンマ4尾をカゴに入れました。写真は1.5kg のマグロです。

家に帰ってから切り分けて冷凍する作業に没頭しました。その日の夕飯は旦那特製マグロカツです。

次の日もマグロの漬け丼、三日目は余った漬けマグロとモッツァレラチーズでイタリアン風の一品が出来上がりました。旦那の魚への情熱を大いに感じることができました。

私がしたことといえばサンマのはらわたを出して、冷凍し、使う日に解凍して塩焼きにしたくらいです。

久しぶりに食べると本当に美味しかったです。幸せー!

Пока!

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ノヴォデヴィチ修道院周辺

Привет!

金曜日です!今日は実に8人もの人が帰ってしまうので、さよならパーティーも少しいつもより大きいものでした。うちのクラスからも3人帰ってしまいます。寂しくなるなあ。

昨日のノヴォデヴィチ修道院の続きです。改装中で人もほとんどおらず、多くのドアに「立ち入り禁止」の紙が貼られていました。ということで、修道院の中は前回の記事で全部です。セルフィーをしたり、それぞれの言語について話したり楽しかったのですが、次は夏に来たいと思いました。

この修道院の裏側には大きな湖があります。 Aちゃんの持っていたドイツ語のガイドブックに「湖を挟んでみる方が修道院は綺麗ですよ」と書いてあったそうです。確かに。壁がこんなに白かったとは。

実は、チャイコフスキーがここで書いた有名なバレエがあります。湖ということで検討がついている方もいるかもしれませんが、そう「白鳥の湖」です。ミーハーなのでどうしても見たかったのですが、ここにいたのはアヒルだけでした。結構立派なアヒルがたくさんいて、横でおじいさんたちが釣りをしていました。 あまりのアヒルの多さにこんな銅像まであります。地面に書いてあった説明書きによると、ソ連の子供たちへの友好の印としてアメリカの子供たちが送ったのだそうです。バーバラ・ブッシュの署名までありました。それを見て「こんなの全く知らなかった!と驚くアメリカ出身Jちゃん。

この湖をぐるっと回ると大きな道路にぶつかります。そこから修道院の壁沿いに進むと、墓地がありました。もうすでに見てきたというAちゃんに別れを告げて、二人で入ります。 日本のとは違って、彫刻のような墓石がたくさんあります。土葬も火葬もあるそうですが、墓石に生前の姿が彫ってあったら他の人は入りにくいなあ。家族で同じ墓という日本とは考え方そのものが違うようです。アメリカも名前や言葉は墓石に彫るけど、顔は彫らないそうです。

わざわざこの墓地に来たのは、ここに有名人がたくさん埋葬されているからです。とは言いつつ、入り口にある地図を見ても広すぎて名前を探すだけで一苦労でした。そして地図の前に中国人ツアー客がおり、ロシア人のガイドが中国語で説明していたので見えなかったというのもあります。誰かに出会えるだけでラッキーだよね、と言いながら進むとありました。 エリツィンのお墓です。ここにあのエリツィンがいるのか…と思うとなんだか不思議な感じがしました。他にもチェーホフ、ショスタコーヴィチ、ゴーゴリ、フルシチョフも眠っているらしいのでもし来る機会があれば是非探して見てください。もう少し暖かくなれば散歩にちょうどいいかもしれません。

Пока!

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ノヴォデヴィチ修道院

Привет!

今地下鉄なんですが、突然目の前でヴァイオリンの演奏が始まりました。朝にふさわしいんですが、私だけびっくりした顔をしています。なんでみんな動じないの。そしてヴァイオリンのお兄さんはどうやら私の横に座っていた金髪美女狙いらしく、彼女が電車から降りようとするのを少し邪魔した後、華麗に避けた彼女を追ってヴァイオリンを弾きながら降りて行きました。お姉さんのメンタルを見習いたいです。

同い年で気の合うアメリカ人のJちゃんと学校帰りにどこかへ出かけようという話になりました。当日まで全く行き先が決まらなかったのですが、午前中までは晴れていたこともあり、ノヴォデヴィチ修道院で散歩するのが一番だということで合意に至りました。ところで、この修道院の名前が全く覚えられないのは私だけでしょうか。ノヴォ…で詰まってしまいます。 メトロ、スポルティーブナヤ駅から歩いて10分ほどのところにあるこの修道院は クレムリンの出城となっていたという歴史もあり、城壁で囲まれています。入り口を探して壁沿いに歩いていると、前からクラスメイトのAちゃんが歩いて来ました。なんという偶然!彼女は私たちをみると「そっちに入り口なかった?」と驚いている様子。おそらく私たちが見逃していたようなので、三人で来た道を引き返しました。 シーズンオフなので至る所で行われている改装工事の間を縫って入り口を見つけ出し、学生用入場料100p(一般は300p)を払いました。そこで「中の教会の一つは工事中で閉まってるわよ」と言われました。地図が欲しいというと、絵葉書を10pで買わされましたが、いいお土産になったと思います(一回も見ませんでした)。

右回りに進めと言われたので、しばらく歩くと一番はじめに見えて来たのは イコン博物館です。なかなかたくさんあって興味深かったのですが、ロシアに来てからイコンを見すぎて全部同じに見えて来ました。出てからその話をすると、スイス出身のAちゃんは「スイスにもイコンがないから気持ち分かるわ」と、Jちゃんは「マリアさまとキリストがいるなーってわかればいいのよ」と言っていました。案外そんなものなのか。

入ってすぐ見えるこのスモレンスキー聖堂がこの修道院のメインだそうですが、5月末まで改装中とのこと。入り口に書いてあったのはここだったのか…。

しばらく歩くと、ウスペンカヤ教会が見えて来ます。 中にももちろん入れますが、かなり荘厳な雰囲気で、静かに見て回りました。いつもの聖堂とは全く違った雰囲気で、窓から自然光をたくさん取り入れていることもあり、開放的な空間でした。

思っていたより大きな修道院だったので、次回に続きます。

Пока!

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